70年以上愛される山形の老舗『栄屋本店』で旨すぎる「冷やしらーめん」を食べてきた!

70年以上愛される山形の老舗『栄屋本店』で旨すぎる「冷やしらーめん」を食べてきた!
食楽web

 ラーメン消費量全国1位の山形県。県内にはいくつものラーメン専門店があり、各店とも独自の味を提供しています。一方、山形県は四方を山に囲まれた盆地のため、特に夏場は暑くなることでもよく知られています。

 こういった事情がある山形県ですが、今から約70年前、そば・うどん専門店として営業していた山形市内の『栄屋本店』に、お客さんから「そばは冷たいものがあるのに、中華そばは冷たいものは作れないのか?」といった要望が入り、1年がかりで試行錯誤して誕生したのが「冷やしらーめん」というメニューとのこと。県内では「冷やしらーめんの元祖」の店として有名で、山形のラーメン文化を表す一つの顔とされています。

 特に暑い今年の夏、スッキリ美味そうな『栄屋本店』の「冷やしらーめん」を食べに行ってみることにしました!

さすが名物店。「冷やしらーめん」関連メニューが8品もあった!

「冷やしらーめん」関連のメニューが8品も!(食楽web)
「冷やしらーめん」関連のメニューが8品も!(食楽web)

 筆者が山形に滞在した際の気温は38度。体温を超える暑さと、照り返す日差しで「山形の夏」を強く実感しながら『栄屋本店』に向かうとすでに行列ができていました。地域の人たちの「冷やしらーめん」を愛する思いを痛感しつつ待つこと15分、ようやくお店の方に案内され、店内へ。

 メニューを見ると暖かいラーメンも複数ラインナップされていました。ですが、やはり一推しは「冷やしらーめん」で、「冷やしらーめん」関連のメニューが8品もありました。筆者はデフォルトの「冷やしらーめん」(935円・税込)をオーダー。周囲のお客さんの大半も「冷やしラーメン」関連のメニューを注文していました。