行列ができる下北沢のピンク色の炒飯とは? 老舗町中華『みん亭』の通称“ピンクチャーハン”を食べてきた

行列ができる下北沢のピンク色の炒飯とは? 老舗町中華『みん亭』の通称“ピンクチャーハン”を食べてきた
食楽web

 ようやく桜の季節が到来中。あちこちで薄ピンク色の花びらが舞う美しい景色が楽しめるようになりました。ところで、桜の花といえばピンク。ピンク色と言えば……ご覧ください、冒頭の写真のチャーハン。見事なピンク色なんです。これは東京・下北沢にある1964年創業の老舗町中華『みん亭』(※みん=王+民)の通称“ピンクチャーハン”と呼ばれる名物料理。

 この“ピンクチャーハン”は、雑誌などでも多数紹介されていて、筆者も前々から食べてみたかったのですが、とにかく『みん亭』は大人気で、昼時、店の前を通るといつも行列。時間の余裕がない時は、なかなか食べることができなかったのです。しかし最近、ようやく時間が取れたので、並んで実食してみることにしました。

1964年創業の老舗『みん亭』。1階と2階の座敷がある
1964年創業の老舗『みん亭』。1階と2階の座敷がある

 行列はおそらく30人ほど。最後尾につき、20~30分待ちを覚悟で、本を読みながら待っていると、ここで意外な事実が判明。筆者の後ろに着いた女性2人が「これはカレーの列ですか? みん亭の列ですか?」と聞いてきたのです。「どういうこと?」と思ったら、『みん亭』の隣の隣にカレー屋さんがあり、そのお店も大人気のようで、2つの店の列が交錯していたのです。そして筆者が並んでいたのは、まさかのカレーの列。人気店が連なると、こういうことが起こるんですね…。

 というわけで、仕切り直して『みん亭』の列へ。すると覚悟していたよりも待つことなく、10分程度で入店できました。