麻婆豆腐を進化させたカレー炒飯とは?『上海菜館』(学芸大学)で唯一無二の「カレーあんかけチャーハン」を食べてきた

麻婆豆腐を進化させたカレー炒飯とは?『上海菜館』(学芸大学)で唯一無二の「カレーあんかけチャーハン」を食べてきた
食楽web

 カレーは美味しい。チャーハンも美味しい。だからカレーとチャーハンが合体したら絶対に美味しい! という前提のもと、都内近郊でカレーチャーハンが食べられる店を探し歩く日々。

 今回向かったのは、学芸大学にある中華料理店『上海菜館』。店主の中華鍋をふる音やリズムが素晴らしいと、最近も「マツコの知らない世界(TBS系)」に登場したばかり。地元の常連さんはもちろん、週末には遠くから食べに来る人がいるほど、人気の高いお店です。

テーブル席とカウンター席があり、一人でも入りやすい雰囲気の店内。壁やカウンターの上にはさまざまなメニューが貼られている
テーブル席とカウンター席があり、一人でも入りやすい雰囲気の店内。壁やカウンターの上にはさまざまなメニューが貼られている

 店に入り、メニューを見ると、ベーシックな「炒飯」(880円)の他に、「フカヒレあんかけ炒飯」(1280円)や「あさりと高菜のエビチャーハン」(1200円)、「腸詰ガーリックチャーハン」(1150円)などバラエティ豊富なチャーハンメニューが。「チャーハンだけで10種類以上あるんですよ」と話すのはオーナーシェフの真田照久さん。

 カレーチャーハンを目指してきたけれど、他のチャーハンも食べたくなる。どのチャーハンが一番人気なんですか?「『えびめんたいレタスチャーハン』(1200円)ですね。エビレタスチャーハンは他の店でもたまに見かけるけれど、明太子をプラスすることで、さらに美味しくなるんですよ」。なるほど。旨みがさらに乗っかる感じなのかな。気になる~。

一番人気の「えびめんたいレタスチャーハン」が一番上に。でもその下が「カレーあんかけチャーハン」。もしかしてこれも人気なのかも?
一番人気の「えびめんたいレタスチャーハン」が一番上に。でもその下が「カレーあんかけチャーハン」。もしかしてこれも人気なのかも?

 メニューを見ていると、チャーハン以外にも気になる料理が。それは「名物! 焼きチーズ麻婆豆腐」(1550円)。「名物」とつくってことは、きっとこれも看板メニュー。チャーハンだけなら、チーズ麻婆もつけたい! と一瞬思うものの、実はチャーハンには、半ラーメンor半ワンタン付きなので、おそらくボリュームが結構ある。1人で来て、さらに麻婆豆腐一皿分まで頼むと、おそらくキャパオーバーになること確実。と考えて、今回は諦めることにします。「麺類には半ライス、ライス・チャーハンには半ラーメンか半ワンタンがつくんですよ」と店主。心惹かれるけれど、焼きチーズ麻婆豆腐はまたの機会に。今回は「カレーあんかけチャーハン」一択で! 注文し、出来上がるのを待ちます。