
旨い握り寿司をサクッと楽しみたいと思っても、東京の美味しいといわれる寿司屋は何ヶ月も前から予約が必要だし、お会計が怖くておちおち楽しめない。だからと言って、気軽でリーズナブルな回転寿司は、安心してたくさん食べられても何となく満足度に欠ける…というのが本音ではないでしょうか。
握り寿司が誕生した江戸時代は、寿司は屋台でサッとつまめるスナックだったそうですが、そんな小粋な店はないものかと思っていた矢先、寿司好きの友人から「(東京)末広町に、寿司の旨い立ち食いスタンドができたらしい」という情報が入りました。
それが『鮨スタンド 三六五』。オープンしたのは昨年11月。なんでも豊洲市場水産仲卸直営店で、仲卸人が厳選した全国各地のネタを日替わりで出す店らしいのです。これは美味しそう。しかもサクッと握りを楽しめそうです。そこである日の昼過ぎ、その友人と一緒に予約もなしに突撃してみることに。