【第2弾】年間1800杯!“かき氷の女王”原田麻子さんが選ぶ、今夏イチオシかき氷

年間1800杯!かき氷の女王原田麻子さんが選ぶ、今夏イチオシかき氷とは?【第2弾】
食楽web

「年間1800杯、1日に平均5杯のかき氷を、すべて外食で食べる」という原田麻子さん。TV番組「マツコの知らない世界」に2回登場し、その深い知識と厳選した店情報を披露して、「かき氷の女王」と評された、まさに注目の人だ。前回、原田さんがオススメしてくれたかき氷の名店は、『甘味処 志むら』(東京・目白)。さて、次なる名店は?

原田さんと待ち合わせしたのは、東京・足立区の梅島駅。歩いて10分ほどの場所にある『椛屋(もみじや)』を紹介してくれるという。道すがら、そのオススメポイントを教えてくれた。

「『椛屋』さんは、お庭の軒先でかき氷を出していて、近所の子どもたちが食べに来たりする、どこか懐かしい感じがするお店です。かき氷は、旬の果物を贅沢に使って作る濃厚な味わいの自家製シロップが特徴で、氷は、日光の天然氷を使用しています。私が一番衝撃を受けたのは〈ショコラキッス〉という冬から春にかけての季節限定のかき氷。確か2年前の冬に初めていただいて、あまりの美味しさに感動しちゃいました」

「今は夏なので食べられないけど」と、スマホで〈ショコラキッス〉の写真を見せてくれた。

「ショコラクリームがたっぷりとかかっていて、中には練乳と茨城県の特産のイチゴ〈いばらキッス〉を使った特製のいちご蜜が入っています。『椛屋』さんのクリームは本当、絶品です」

「あそこです」という原田さんの指の先を見ると、なるほど、本当に住宅街の路地に行列ができている。確かに家の庭先。よしずを張り巡らせた『椛屋』があった。取材した日は気温32度の猛暑だったが、ここだけ、涼を感じるまるで観光スポットだ。

よしずを張り巡らせた椛屋(もみじや)

原田さんは、まるで我が家に帰るような軽い足取りで、お店に入り、店主の梁川さんにご挨拶。そしてすぐさま4品注文した。かき氷の女王は、気持ちがいいくらい決断や行動が早い。もちろんかき氷を食べるスピードが早いのは、おいしい瞬間を逃さないためだが、その他の動作もじつに機敏な方である。

「今日は、夏にぜひ食べてもらいたい白桃とすもも、あとは、レギュラーメニューで、ぜひ味わってもらいたいのが『椛屋』さんのホイップなので、ミルクティーとミルクココアにホイップのせたメニューの全4品にしました」