ここは浅草のブラジル!? 『シュハスカリア キボン』のお得すぎるシュラスコを堪能してきた!

店内でじっくりロースト。次々と焼きたてをサーブ

専用ロースターでじっくり焼き上げる
専用ロースターでじっくり焼き上げる

 こちらのメニューは「シュハスコバイキング」のひとつだけ。2時間限定で、14種類のお肉とブラジル料理が楽しめるコースです。以前はブラジル料理のバイキングを実施していたそうですが、現在は安心して食事できるよう、ブラジル料理はコース仕立てで席まで運んでくれます。そしてシュラスコは従来通りテーブルで、豪快にサーブしてくれます。

いちばん人気のピッカーニャと脂が美味しい豚バラ
一番人気のピッカーニャと脂が美味しい豚バラ。ロースターの中をクルクルと回る肉。これにより焼きが均一になり、脂が肉全体に広がって旨みが増します

 どんなお肉が食べられるのかというと、例えば日本語ではイチボ、牛の腰からお尻にかけての赤身肉の「ピッカーニャ」や、牛のバラ肉スペアリブにあたる部位の「コステラ」など、レギュラーの肉11種類のほかに、サーロインなど3種類が日替わりで登場します。専用のロースターのシュハスケーラで、遠火でじっくり焼き上げています。

完璧な焼き色の「ピッカーニャ」
完璧な焼き色の「ピッカーニャ」

 大きなシュラスコナイフで目の前で切り分けるのを見るのも、シュラスコの楽しみのひとつ。さあ、最初のお肉は本場ブラジルでもいちばん人気の「ピッカーニャ」。脂が少ない赤身肉で、とってもやわらか。外は程よい焼き目で中はほんのりピンク色で、焼き加減も完璧です。

 一口目はソースをつけずにいただきます。岩塩で下味がつけられているので、このままでも美味しい! 二口目はヴィナグレッチソース(ビネガーソース)と、唐辛子のピリ辛ソースの2種類のオリジナルソースをつけていただきます。「これはバリッと酸味が効いていている、こっちはピリ辛だ」と味変が楽しく、いくつでも食べられそうな気がしてきます!

カリッと香ばしく焼けた豚バラ
カリッと香ばしく焼けた豚バラ

 次に運ばれてきたのは「豚バラ」。こちらも下味がしっかりとつけられているので、何もつけずに食べても美味。バジル、ローレルなどのハーブと、ガーリックやホワイトペッパー、岩塩を入れた専用のソースに漬け込んでから焼き上げます。これによって臭みがとれ、肉質もやわらかくなるんだそうです。

パインがでできたら、まずはキープ!
パインが出てきたら、まずはキープ!

 ストップするまで次々とテーブルに運ばれてくる肉・肉・肉。お次はパイナップル。「え、パインを焼くの?」と思う人も多いかもしれませんが、シュラスコではパインは定番なんです。

 肉を食べ続けていると、口の中がちょっと脂っぽくなりますが、そんな時にパインは絶大な実力を発揮してくれるんです。パインの酸味が肉の脂をサッと流してくれて、「さあ、また肉へ」という気持ちへ。甘すぎない爽やかな酸味のパインは、そのまま食べても美味しいし、肉と一緒に食べても合う定番の人気メニューです。