約1.2kg!『幸丼』(品川)で「幸丼バラ どかメガ特盛」を食べてきた

約1.2kg!『幸丼』(品川)で「幸丼バラ どかメガ特盛」を食べてきた
食楽web

 品川駅の港南口を出てすぐ、港南2丁目エリアは、ビジネスマンがランチや仕事後の一杯を楽しむ、飲食店密集エリア。ランチの人気店にドスッとお腹いっぱいになれる店があると聞き、向かったのは『幸丼(コウドン)東京品川』。旨みたっぷりの豚丼が味わえると評判のお店です。

券売機。麺の大盛・特盛券と、丼の大盛・特盛券があるので、買い間違えないよう注意!
券売機。麺の大盛・特盛券と、丼の大盛・特盛券があるので、買い間違えないよう注意!

 店に着き、券売機を見ると、「幸丼バラ丼」(790円)、「豚玉丼」(790円)、「黒丼焼豚カレー」(790円)などのボタンが並ぶ中、「どかメガ盛り幸丼バラ」(1250円)の文字が。これがお店一番の大盛りメニュー?

「いえいえ、どかメガ盛り幸丼バラも十分ボリュームがありますが、さらにその上のメニューがありますよ」と社長の酒井さん。「『幸丼バラ どかメガ特盛』(1530円)が一番ボリュームのあるメニューです。これは、『どかメガ盛り幸丼バラ』に、『丼特盛券』をプラスしたら注文できるんですよ」。とのことなので、「どかメガ盛り幸丼バラ」と「丼特盛券」を購入し、注文!

 公称では、ゴハン730g、肉11枚前後。ゴハン1合がおよそ340~350gだから、2合以上。それは食べがいがありそう!

「幸丼バラ どかメガ特盛」1530円。味噌汁+スープ割つき。器から肉がはみ出している~
「幸丼バラ どかメガ特盛」1530円。味噌汁+スープ割つき。器から肉がはみ出している~

 待つこと数分、豚バラチャーシューがこれでもかと山盛りになった丼が目の前に。計測すると、丼の直径が22cm、高さは約12.5cm。重さは1166g(器の重さを除く)。これに味噌汁がつくので、完食でおよそ1.2~1.3kgと思われます。

 早速一口! 旨みがドスッとやってくるチャーシュー。これはゴハンが進む美味しさ! 柔らかくて厚みもしっかりあるので、食べ応え充分。1枚でゴハン3~4口いける感じ。となると、見た感じゴハンが足りなくなるバランス? 後味は思っていた以上にさっぱり、くどくない。なので2枚目にも即、手が伸びます。

「チャーシューは独自の製法で、野菜や魚、鶏ガラなどの出汁で煮たのち、秘伝のタレで味付けしています。同じものをラーメンのメニューでも出しているんですよ」と酒井社長。なるほど。野菜や魚、鶏ガラなどで煮ているから、複雑な旨みを感じるんですね。

高さは約12.5cm。スマホの高さとほぼ一緒。上に小口ネギとフライドガーリックチップスが
高さは約12.5cm。スマホの高さとほぼ一緒。上に小口ネギとフライドガーリックチップスが

 肉山を越えないとゴハンが見えない! まず1枚のチャーシューはゴハンなしでそのまま味わい、2枚目以降は掘り出したゴハンと一緒に味わいます。う~ん、やっぱりゴハンと一緒に味わうとうまさがブワッと広がってくる感じ。たまらん! 時々口の中でガーリックチップスやネギがアクセントとなって存在感を示します。

「ゴハンは山形県産の『はえぬき』の特Aクラスを使っています。チャーシューに合うんですよ」とのこと。いいゴハン使っているんですね~。それはありがたく食べ切らねば。お米の神様に怒られないよう、完食を目指します。

持ち上げようとすると、トロトロふわふわでもげそう。ほぼ噛む力はいらない
持ち上げようとすると、トロトロふわふわでもげそう。ほぼ噛む力はいらない

 そもそもこのメニューが生まれたきっかけは?「お客様に満足して食べてもらいたいからですね~。メガ盛りがあったほうがいいってアドバイスを受けてね。ガタイがいい人よりも、普通体型の方が、ぺろっと食べていきますよ」と社長。

 コロナ前は多い日で1日10食出ていたけれど、最近はそこまで数は出ないそう。「そもそも、出社している人が少ないからね~」。品川エリアのオフィスは、テレワークが進んでいるようです。なので、以前はランチタイムに行列ができていたけれど、最近はスムーズに席につけるとのこと。

 食べ続けて半分を超えた頃、ついにきました満腹サイン。お腹がいっぱいになってきたと感じ始めます。でもまだいける気がする。卓上にある、七味、山椒、秘伝ダレなどをかけて、味変で残り1/3に。いよいよ、シメのあれ! をお願いします。

残り1/3になったらスープ割でお茶漬け風に。サラサラと食べやすくなって完食へ!
残り1/3になったらスープ割でお茶漬け風に。サラサラと食べやすくなって完食へ!

 ということで、ポットをもらって、上からスープをかけてお茶漬け風に。わさびや薬味も追加でもらい、今度はさっぱり味でいただきます。スープ割のスープは魚出汁。わさびがほんのりきいて、すっごく食べやすい! 満腹サインが出ている状態なのに、サラサラ、スルスルと胃の中に入っていきます。

 これがなかったら完食できなかったかも。スープ割って偉大! ここまでもほとんど噛んでなかったかもしれないけれど、さらに噛まないで食べ進められちゃう。しかもあたたかさも復活して、旨みや香りが復活。というか、魚出汁のスープの旨みや香りも立って、より豊かな香りと味わいに。

 スープ割りを足したら、おそらく1.3kgは余裕、もしかしたら1.4kg超えたかも。でもスープのおかげで最後まで大満足で味わえました!

「化学調味料を一切使っていないので、お子様からお年寄りまで安心して食べられますよ」社長の酒井邦幸さん。邦幸さんだから幸丼なの?
「化学調味料を一切使っていないので、お子様からお年寄りまで安心して食べられますよ」社長の酒井邦幸さん。邦幸さんだから幸丼なの?

 まずはチャーシュー、そしてチャーシューとゴハンとそのままを味わって、途中で味変を楽しんで、最後にスープ割りでズズッと完食。ここまで思いっきり楽しむなら、並盛よりやはり、大盛、特盛などボリュームがある方がオススメ。途中で食べきれるのか心配になったけれど、スープ割りのおかげで後半の後半から快調に飛ばすことができました。

 ちなみに夏はチャーシュー&とろろの「白丼」が、食欲の落ちた暑い時期でも食べやすいと人気に。今年も夏限定で出すそうです。

 また、「幸丼バラ どかメガ特盛」を始めお店のメニューは、エリア対象内ならUbereatsでの注文もOK。品川のほか、大井町にもお店があるので、こちらでもオーダー可能とのことです。

 最初にドスッと旨みが。しかし後味はしつこくなく、何枚でも食べられちゃう、と思ったチャーシューですが、食べ続けると流石にお腹にたまる。しかし、スープでお茶漬けにしちゃったら、さらっと食べられちゃった~。という、意外性も楽しめる『幸丼バラ どかメガ特盛』。並盛、大盛、特盛、どかメガ盛、どかメガ特盛と、5種類のボリュームから選べるので、一つずつ攻略していくのもオススメですよ。

●SHOP INFO

丼ぶり屋 幸丼(コウドン)東京品川 外観

店名:丼ぶり屋 幸丼(コウドン)東京品川

住:東京都港区港南2-2-13 清水ビル 1F
TEL:03-6712-9966
営:10:30~23:00(L.O.22:50)※営業時間はコロナ感染拡大状況をみて変更あり
休:なし