手摘みの新芽にこだわった厳選茶葉を使用
チャノンは台湾に64店舗を構え、さらにはアメリカ、シンガポール、韓国、ベトナム、ニュージランドなどグルーバルに展開しているティーショップです。もともとは2003年、台南の高雄にオープンしたお店で、取材時に案内してくれた台湾出身の広報担当者も「学生時代によく通っていた」と話していました。
本国では数百種類のバリエーションティーを提供しており、日本で飲めるのは厳選された商品と日本限定商品をあわせた全29種類のドリンクとなっています。

チャノンの茶葉は、手摘みにこだわった新芽のみを使ったものを使用しています。独自のブレンドと自家焙煎をすることで、安定した味わいと独特の風味を生み出しているのだとか。さらに、各種ドリンクに使われるタピオカは台湾から直輸入したもので、毎日店舗で煮込んでいるそうです。

実際にタピオカ台湾ブラックミルクティーを飲んでみると、いつも飲み慣れたタピオカミルクティーとは少し味が違う気が。それもそのはず、このタピオカは台湾産のはちみつシロップで味付けされているんです。普段、タピオカミルクティーは甘すぎて途中で飲み飽きてしまうのですが、この優しい甘さなら最後まで飽きずに飲めそうです。
新感覚スイーツ「プリッチ」のお味は?
チャノンはタピオカだけでなく、新鮮なフルーツを使用したフルーツティーシリーズも忘れてはいけません。さらに、台湾のチャノンで100万杯以上を売り上げた「プリッチ」シリーズはぜひ一度飲んでおきたいドリンクです。


プリッチに入っているのは、自家製のプリン。プリッチ黒糖ラテはミルク、黒糖、お茶、プリンを合わせたドリンクでなんです。ぷるんとした食感のプリンが絶妙で、飲む際に邪魔にはなりません。ミルクがたっぷり入っているので、想像していたよりも甘くないのが意外です。黒糖の甘みもおだやかですし、これは甘いものが苦手な人でも飲みやすそう!
さらに、日本限定メニューとして「タピオカ抹茶ラテ」などの和テイストのドリンクもあります。タピオカ、ミルク、抹茶という日本と台湾のコラボも飲んでみたくなること必至です。

タピオカ好きな人はもちろん、台湾フリークにとっても気になるチャノン。全29種類のバリエーションティーをぜひ堪能してみてください。
(取材・文◎今西絢美)
●SHOP INFO

店名:CHA NUNG(チャノン)表参道店
住:東京都渋谷区神宮前3-20-10
TEL:03-5413-7766
営:11:00~20:00
休:なし
https://www.chanung.jp/