新大久保の新名物!? 『MK CAFE』で「鯖バーガー」を食べてきた

新大久保の新名物!? 『MK CAFE』で「鯖バーガー」を食べてきた
一番人気の「くるみ入りクリームチーズアボカド鯖バーガー」| 食楽web

 世は空前のサバ缶ブームですが、JR大久保駅北口から徒歩1分ほどの『MK CAFE』は、なんと鯖バーガーの専門店。トルコの名物料理・サバサンドを食べたオーナーがその味に惚れこみ、より日本人の口に合うものをということで生み出されたそうです。今回はこちらで「くるみ入りクリームチーズアボカド鯖バーガー」(800円)をいただいてきました。

おしゃれなカフェのような店内
おしゃれなカフェのような店内

 バンズは新潟産コシヒカリの玄米粉で作ったもので、独特の香ばしさが際立ちます。鯖は鹿児島産ゴマ鯖を塩やコショウでソテーしたもの。ふっくらと焼き上がっていて、味付けも軽めなので鯖の味をしっかり感じられます。「野菜も含めてすべて国産の素材にこだわっています」と店主でフードコーディネーターの櫻井優さん。

 鯖に臭みは一切なく、クリームチーズのさわやかさと鯖の塩加減との相性がいい。アボカドの粘りある食感にチーズのなめらかさと、ときどき感じるくるみのカリッとした食感のコントラストも絶妙。玄米バンズの風味、野菜のシャキシャキ感も手伝って、あっという間の完食でした。

 櫻井さんによると、メニュー開発では真鯖や各地のブランド鯖など、さまざまな鯖を試したのだとか。他の食材との相性を研究し尽くし、ゴマ鯖にたどり着いたのだそうです。

 こちらではこのほか「彩り野菜のわさびマヨ鯖バーガー」「イタリアンチェダーチーズ鯖バーガー」なども人気。鶏のムネ肉を使った「鶏カツ」も、鯖バーガーに負けないくらいに多くのファンがいるそうです。一緒にいただいたごぼう茶は、鹿児島産のごぼうを桜島の溶岩で焙煎したもの。食材選びだけでなく、手間ひまを惜しまない作り方に脱帽です。

彩り野菜のわさびマヨ鯖バーガー
彩り野菜のわさびマヨ鯖バーガー
イタリアンチェダーチーズ鯖バーガー
イタリアンチェダーチーズ鯖バーガー
鯖バーガーとともに大人気の「鶏カツ」
鯖バーガーとともに大人気の「鶏カツ」

 鯖は、美味しいだけでなく健康にもいい魚です。脳を活性化させるといわれるDHAや、やせるホルモンを増やす効果があるとされるEPAなどを多く含んでいます。新大久保に行く機会があったら、鯖バーガーを食べてみてください。

(取材・文◎松本壮平)

●SHOP INFO

店名:MK CAFE

住:東京都新宿区百人町1-21-14
TEL:03-3365-5039
営:火~木11:30~22:30
金11:30~23:00
土11:00~23:00
日11:00~18:00
休:月