“干物鍋”ってなんだ? 噂の干物専門店『銀座伴助』で「干物鍋」を食べてきた!

“干物鍋”ってなんだ? 噂の干物専門店『銀座伴助』で「干物鍋」を食べてきた!
食楽web

 まだまだ寒い日が続きます。そんなときはあったかい鍋とおいしい日本酒…、考えただけで喉が鳴りますね。鍋といえば、もつ鍋に水炊き、流行りのしびれ鍋など、いろいろありますが、「干物鍋」なるものがあるのをご存知ですか?

 そう、魚を干した、あの干物です。創業65年の上質なブランド干物『伴助』の旗艦店、高級ブランド干物『銀座伴助 銀座本店』で、3月末まで食べられる限定品と聞き、早速食べに行ってきました!

 干物鍋をオーダーすると出てくるのがこちらの干物。福島県の老舗干物専門店の上質なもので、右が赤魚、左がホッケ。開発段階では『伴助』で扱う15種の干物すべてを試し、おいしかったのがこの2種だったそう。身が厚く、艶もあり、何とも立派な干物です。こちらで4人前とボリュームも十分。干物はすべて手作業で一つひとつ、丁寧に骨を取ってあるので、食べやすいのもうれしいですね。

 ここで『伴助』の干物について少し。魚醤やホタテエキスなどを隠し味に使った、創業以来の秘伝のタレで調味した干物。魚の開き方から、乾燥方法などにもこだわり10年以上の熟練の目利きが干物を製造。干物鍋に使っている干物は身がしまっていながら、脂のりのいいサイズ感のものを厳選。「干物鍋」も、臭みなどを感じず旨さだけを引き出せるのは『伴助』の干物だからこそできるワザです。