●千葉県には「勝浦タンタンメン」「竹岡式ラーメン」、そして謎めいた「アリランラーメン」という、三大ご当地ラーメンが存在します。
中でも多くの人が未体験というのが「アリランラーメン」、一体どんな味なのでしょうか?今回、その味を確かめてきました。
発祥地は山奥、電車では行けない!?その魅力に迫る
「アリランラーメン」は、1975年に千葉県長生郡長柄町の電車では行けない山中にある『八平の食堂』で誕生しました。その名の由来は韓国のアリラン峠。漁港近くに発祥地がある勝浦や竹岡とは異なり、アリランは少し異色の存在です。
しかも、このラーメンが食べられるのはわずか数軒のみとのこと。まさに知る人ぞ知るラーメンなのです。
一口で広がるニンニクと玉ネギの絶妙なハーモニー
着席して「アリランラーメン」を注文します。時間が経つごとにニンニクと玉ネギの香ばしい香りが漂い、期待が膨らみます。そして、いよいよ登場した「アリランラーメン」。
スープの濃厚な醤油味に、たっぷりの玉ネギ、炒めたニンニク、そして豚肉の甘みが溶け込んだ贅沢な味わい。一口食べると、コクと旨みが口いっぱいに広がり、待った甲斐があったと心底感じます。特に、バラチャーシューは口どけが良く、柔らかで絶品。中太の麺と絡むと、さらに美味しさが増します。
大自然の中で味わう唯一無二のラーメン体験を!
アリランラーメンは、待ち時間も含めてそのすべてが特別な体験です。東京の喧騒を離れ、自然豊かな場所でゆったりと味わう一杯は、他では味わえない感動を与えてくれます。
さぁ、あなたも千葉の山中に足を運び、心豊かなラーメン体験をしてみてください。今すぐ、『らーめん八平』へ!