
すぐに使える常備食・冷やご飯で作る、体の芯から温まる親子雑炊
今回は、江戸時代にうずらなどの小鳥類で食べられていたという「とり雑炊」を、身近な食材である鶏と卵を使った「親子雑炊」にアレンジしてみました。合わせるのは味噌とも好相性な旨みたっぷり野菜のひとつ、ミニトマト。トマトのやわらかい酸味を加え、さわやかで口飽きない風味に仕上げるのがポイントです。
ご飯は、炊きたてをおひつに入れて冷やご飯に。おひつは、米の旨みを逃さず適度な湿度でキープできる優れもの。入れておくだけで温めなおさず美味しくいただけますし、今回の雑炊など、冷やご飯を活用する際に重宝しますよ。
おひつから出した冷やご飯はさっと流水で洗い、余分な水気を切ります。鶏ひき肉に玉ねぎの風味をプラスした団子は小さめに作ります。プチトマトは湯剥きをすることで、出汁にトマトの旨みが出やすくなります。
