秋の夜長を彩るシャンパンみたいな日本酒とは? 発泡純米清酒「柏露花火」が注目を集めるワケ

秋の夜長を彩るシャンパンみたいな日本酒とは? 発泡純米清酒「柏露花火」が注目を集めるワケ
食楽web

 炭酸が軽やかでフルーティ、しかも低アルコール度数だからお酒が強くない人でも飲みやすい秋イチオシの日本酒、発泡純米清酒「柏露花火」。実はこのお酒、「日本酒が苦手な方」「日本酒ビギナーの女性や若年層」をターゲットに設定し、低アルコールで飲みやすいを目指して酒質・味わい・ラベルを試行錯誤して誕生したものなんです。

 天然の発酵炭酸ガスがプチプチと心地よい泡立ちを作り出し、ほどよい酸味と米の旨みが生み出す上品な甘さが特徴の日本酒です。また、今回のリニューアル新発売によりフルーティな香りがさらに広がる酒質に仕上がっているので、本当にシャンパンのような感覚で楽しむことができます。

一般小売価格720ml、1980円/300ml 990円。720mlのボトルはシャンパンボトルを採用。冷やして、またはロックで飲むのがおすすめ
一般小売価格720ml、2074円/300ml 1037円。720mlのボトルはシャンパンボトルを採用。冷やして、またはロックで飲むのがおすすめ

 蔵元の柏露酒造は、1751年創業、新潟県長岡市にある老舗酒蔵。新潟の酒造好適米「五百万石」を主な原料に、恵まれた環境の中、越後杜氏の技と近代的醸造技術との調和のもとで、「柏露」の特徴である淡麗辛口の酒を醸しだしています。

 今回「柏露花火」が取り入れた手法は、シャンパンの醸造手法としても知られる「瓶内二次発酵」。酵母が生きた状態のまま瓶に詰められるため、瓶内でさらなる発酵を促します。

 この製法はガス圧の安定と管理が難しいそうなのですが、後入れの炭酸では味わえない酵母由来の旨みと、きめ細やかな泡が上品な味わいを生み出しているとのこと。

日本三大花火の一つ「長岡花火」をイメージ
日本三大花火の一つ「長岡花火」をイメージ

 そしてラベルには、戦禍や震災を乗り越えてきた「長岡魂」の象徴である、日本三大花火の一つ「長岡花火」をイメージ。ネーミングには、人々 の気持ちに寄り添ってきた地元長岡の花火のように、この地で創業から270年以上受け継ぐ酒造りを通じて、国内や海外に日本酒の魅力を発信したいという想いを込めているとのこと。伝統を守りながら新しい酒造りに挑戦し続ける大名蔵の姿勢が感じられます。

 ということで、ここからはおすすめの楽しみ方を紹介!

さまざまなシチュエーションで楽しめる「柏露花火」

 まずは乾杯酒として。お祝いの席や記念日などの特別な日には、スパークリングなルックスが心弾ける華やいだ雰囲気を演出します。ほぼ無色かつ泡が登る姿は、おめでたい席にもピッタリ。日本酒なのにフルートグラスやシャンパングラスで飲むのは新しい感覚かも。

食事の席も華やかになる発泡純米清酒、どんな料理にも相性抜群

 爽快な泡が心地よく、後味もスッキリしているので、料理のジャンルを選ばず、食卓を豊かに彩ります。中でも一押しはやはり和食! これからの季節、鍋パーティやおせち料理といったものから、お漬物やおばんざいなど、お米に合う料理との相性は文句なし。そして素晴らしいのがスイーツやフルーツとの相性も抜群。和菓子にも合うのはちょっと驚きです。

軽やかだからこそ楽しめる、リラックスタイムにちょっと一杯

 低アルコールできめ細やかな泡、そしてスッキリした後味だから、カジュアルに楽しめるのも大きな特徴。気分転換やリラックスタイム、読書やネットサーフィンをしながらちょっとずつ飲むなど、オンとオフを切り替えたい時や、考え事をしすぎて頭がパンクしそう~! といった時にもおすすめです。

 お米本来の甘みを最大限に引き出し、上品にほどよい酸味と米の旨みの余韻を感じつつも、あと味はスッキリとしている低アルコール・スパークリング清酒「柏露花火」。これからの季節、暖かい部屋でゆったりくつろぎながら、キリッと冷やして、その美味しさを楽しんでみては?

●DATA

発泡純米清酒「柏露花火」(はくろ花火)

使用米:五百万石、新潟県産米
精米歩合:65%
アルコール分:8%
日本酒度:-60
製造方法:瓶内二次発酵・パストライザー(瓶火入れ)
一般小売価格:720ml 2074円/300ml 1037円
https://www.hakuroshuzo.co.jp/hakurohanabi/