パリから初上陸!5000円以下で「トリュフ三昧」が満喫できる専門店とは?

パリから初上陸!5000円以下で「トリュフ三昧」が満喫できる専門店とは?
食楽web

高級トリュフ料理のコースの中身は?

 目の前には、1枚の紙が置かれていた。それはトリュフ料理のお品書きであった。前菜からデザートまで、すべてにフランス産の高級トリュフが使われている、という贅沢な料理の内訳。

 ある日、編集部から「高級トリュフを食べに行ってくれませんか?」と言われ、ホイホイやってきたのが、東京・六本木のミッドタウンにある「アルティザン ドゥ ラ トリュフ パリ」。

 パリの観光名所の1つである「ベー・アッシュ・ヴェー」に本店を構える名店が7月14日、日本初上陸するということで、そのお披露目会に来たのだ。

パリから初上陸!5000円以下で「トリュフ三昧」が満喫できる専門店とは?
黒トリュフは南フランスのプロヴァンス地方からすべて取り寄せている。ちなみに白トリュフは最高級のイタリア・アルバ産

 ところで、トリュフ。チョコレートではなく、キノコの一種。そんなことは知っている。私はこれまでに、トリュフの香るポテチや、トリュフ風味のベビーチーズを食したことがある。が、それは「~風」というだけ。フレンチなどでトリュフが付いてきたとしても、ほんの少し、あくまで香り程度のもの。つまり、告白すると、私は、本物のトリュフ丸ごとの香りや味をほぼ知らなかったのだ。

 ほぼ初体験ともいえるトリュフにいささか怯えていたうえ、幸か不幸か、若くて可愛い女性2人組と相席になり、いっそう緊張が高まる。そこで、お品書きをチラ見しつつ、スマホで「トリュフ、味、香り」と検索してみた。ところが、フォアグラ、キャビアと肩を並べる高級食材。黒と白があり、「黒のダイヤモンド、白のダイヤモンド」と称される。雌ブタは土に埋まったトリュフを探す名人。などの周辺事情はあるものの、肝心の味や香りの詳細がない。