奈良の名バーテンダーが考案した「日本酒ハイボール」

日本酒の飲み方といえば、冷酒か燗酒しかないと思っている人が多いのではないでしょうか? 「ウイスキーはハイボールやお湯割り、水割りといろんな楽しみ方があります。日本酒は割って飲んだら、味が損なわれる、酒蔵の人に失礼じゃないかと思われがちですが、そうではない。炭酸で割り、スッキリとハイボールで味わっても美味しいんです」と話すのは泉屋の社長・今西栄策さん。
そこで今回の「夏冷酒」セットの発売にあたり、奈良の『Bar ‘Pippin’』を営む元奈良ホテルヘッドバーテンダーの宮崎剛志氏が、美味しい「日本酒ハイボール」を考案。早速ご紹介しましょう。
まろやか「祇園ハイボール」

京都の名所、祇園をネーミングに取り入れたこのハイボール。日本酒45ml、リンゴ酢3~5滴、トニックウォーター90mlで割って作ります。リンゴ酢の酸味と日本酒のほんのりとした甘みが混ざり合い、まろやかでスッキリ! 今の季節にぴったりの一杯です。
きりりと「飛鳥ハイボール」

こちらは日本酒45mlにライムシロップ5ml、ジンジャエール90mlで割った「飛鳥ハイボール」。ジンジャーエールの刺激にライムの風味が合わさり、キリッとした味わい。
日本酒は醸造酒でもほのかな甘みがあり、ソーダで割っただけでも十分、美味しく味わえます。著者はウイスキーが苦手なのですが、この「日本酒ハイボール」ならクセもなく、すっかり虜になりました。