タラソテラピー効果もある!? 化石海水の天然温泉

『志楽の湯』は平屋の木造建築を母屋とし、板張りの渡り廊下を歩いて、自然の岩や木でできたお風呂へと赴きます。縄文天然温泉というだけあり、どこか懐かしく、昔の湯治場を思わせるような風情。この空間にいるだけで、癒やされていくのを感じます。

コースの始まりは、ゆっくりと「デトックススープ」を飲むことから。先ずはスープで体を温めて、お風呂にゆっくりと浸かりましょう。

その昔、矢向は縄文の森だったそうです。地下深くから汲んだ「化石海水」の温泉は、数十万年の歳月、地中に閉じ込められていたため、岩のミネラルや草木の成分が溶け込み、天然の“タラソテラピー”が体験できます。主に疲労回復や婦人病などに効果があり、じっくりと体を温めてくれます。
広々としたメインの内湯は天井も高く、古代の湯治場を最も感じさせます。内湯にはこの他にも120年前の「信州タケヤみそ」の樽を使った味噌樽風呂、勾玉湯(女湯)、洞窟のような蒸し風呂(女湯のスチームサウナ)などが点在します。

そして、古里の自然を思わせる露天風呂は、地下1300mから湧き出す天然温泉を直に感じることができます。柔らかな湯に浸かり、大きな岩に半身を預けて目を瞑っていると、時間が経つのを忘れてしまうほど心地いい時間が流れますよ。
温泉の後はマッサージでデトックス

じっくりと温まったら、「げん氣処」へ向かい、30分のマッサージ(リフレやリンパドレナージュを選択)を受けましょう。温まった体の血流が流れ、よりデトックス効果が高まります。
マッサージが終わったら、お楽しみのごはんの時間です。