トータス松本さん出身の兵庫・黒田庄町の和牛を採用!

「ガッチューカレー」のパッケージはミントグリーンの地に、トータス松本さん直筆のイラストがあしらわれたもの。裏面を見ると「電子レンジ」のイラストにはバツがつけられており、必ず「湯煎で温める」よう促しています。

また、原材料に「牛ひき肉(兵庫県産)」とありますが、これはトータス松本さんのこだわりから、自身の出身地の名産「黒田庄和牛」のひき肉を採用しているそうです。牛肉をメインとした素材だからでしょうか、いわゆるアジアンなカレーではなく、ホテルタイプの欧風カレーに仕上げたとのことです。


さっそくご飯に盛り付けましたが、まず嬉しいのがルーの量。通常のレトルトカレーはおおむね150~200gの間で販売されていますが、「ガッチューカレー」は多めの200g。お皿にたっぷりカレーが乗ります。
香りはスパイスと甘味が複雑に入り混じるもので、「ガッチューカレー」特有の豊かな印象を与えます。たまらず一口食べてみましたが、まず最初に感じるのが強い甘味。そして後からガツっとくるのがスパイシーな黒胡椒の香りと辛さ。この甘さと辛さの間で、どことなく洒落ているような、品の良いコクも感じます。

このバランス、妙にクセになるもので後を引くような旨さなのですが、さらに不思議なのが、後味です。レトルトカレーの大半は、特有の強い後味が残るものですが、「ガッチューカレー」のそれは何故だか妙にスッキリ。全然もたれることがないです。このため、仮に朝イチからでもスキッといただけそうだと思いました。
これらを持って考えると、仮にトータス松本さんの冠がなかったとしても、相当な評価を得るであろうカレーだと思いました。