家の麺料理が100倍美味しくなる!? 製麺所で“できたての麺”を買ってみた!

家の麺料理が100倍美味しくなる!? 製麺所で“できたての麺”を買ってみた!
食楽web

●大田区上池台にある製麺所『丸山製麺』は、大晦日の12月31日だけ年越しそば用の商品を販売。直販開始に行列ができる、おいしすぎる麺の人気の理由を調査する。

 今年の東京は暖かく、穏やかな新年の幕開けでした。おせちは大晦日に食べる地域と、元旦に食べる地域と二分しますが、年越しそばは全国共通。筆者はいつも通り自宅で食べたのですが、今回は12月31日にしか直販しないという『丸山製麺』の麺を用意しました。

そば以外に中華麺やうどんも販売

およそ30名が向かい側の道路に整理券を持ち並ぶ。
およそ30名が向かい側の道路に整理券を持ち並ぶ

『丸山製麺』は1958 年の創業の製麺所。大田区上池台に工場があり、普段は飲食店や学校など業務用にしか販売していませんが、12月31日だけは年越し用のそばをメインに、中華麺やうどんなどの製品をほぼ卸値価格で振る舞っています。

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 今回は特別に実際に製麺している様子も見学しました。機械化が進んでいるとはいえ、『丸山製麺』では、経験と研磨を積んだ職人たちの手作業も加わります。餃子の皮は、抜型を使って1枚ずつ手作業で作られていました。

 中華麺をメインに作る製麺所が多い中、『丸山製麺』ではうどんや蒸し麺、餃子の皮なども製造。特にそばに関しては業界トップで、東急系の駅そばにも卸しているとのこと。筆者も何度か利用したことがあったので、あの味がここで作られているのかと思うと感慨深いです。

 さて直販に戻りまして、そばは5食につゆがセット(500円)とつゆなし(300円)から選べます。他にも気になった餃子の皮(300円)、全粒粉の中華麺(5袋300円)、焼きそば(3袋100円)も一緒に買ってきました。

 早速、帰って味わってみたのでご紹介しましょう。