皆さん、ワインにどんなイメージを持っていますか? 「ウンチクなどの知識が必要」「ちょっとかしこまった印象」などさまざまだと思います。でもワインはもっと気軽に飲んでもいいハズだと食楽webは考えます。今やコンビニのお酒コーナーにはリーズナブルながら高品質のワインがずらりと並び、より身近に、より手軽に楽しめるようになりましたが、まだ屋内で味わうお酒というイメージがあります。そんな固定観念を払拭してくれるのが、オーストラリアワイン「グラント・バージ」です。
オーストラリアワイン「グラント・バージ」とは?
実は「グラント・バージ」が造られているオーストラリアは、知る人ぞ知るBBQ大国。休日になると、家族や友人とBBQを楽しむ習慣が根付いています。その際にBBQとともに楽しまれているのがワイン。いわばオーストラリアの人々にとって、「アウトドアでワインを飲む」のはごく当たり前のこと。香ばしく焼かれたオージービーフをガブリとやりながら、ワインをごくごく楽しんでいる光景が目に浮かびますよね。実際、「グラント・バージ」もBBQなどのアウトドアシーンで多くの人々に親しまれていると言います。
そんな「グラント・バージ」の歴史は古く、1865年に英国から移住したミシャック・バージ氏が家族や友人に振る舞うためにワイン造りを始めたのがその起源。以降、5世代にわたって南オーストラリア バロッサ・ヴァレーでぶどう畑を広げてきました。そして1988年、バージ家5代目のグラント・バージ氏が「グラント・バージ」ワイナリーを設立。バロッサ・ヴァレーの穏やかな気候でストレスなく育ったブドウから造られるワインは、ベリーのような赤果実系の上品な味わいが特徴。これがオーストラリアのたくさんの人々に親しまれ、オーストラリアを代表するワイナリーへと成長したのです。
ワインと言えば食中酒の代表格。そのキモとなるアウトドア料理とのペアリングを検証すべく、現在、日本で入手できる「グラント・バージ」ブランドのうち、白ワイン1種と赤ワイン3種をセレクト。実際にアウトドア料理とのペアリングを試してみました。
「ベンチマーク シャルドネ(白)」×「①白身魚(タラ)とレモンの包み焼き」
今回、魚料理は冬が旬のタラとレモンを使った「白身魚とレモンの包み焼き」を用意。包み焼きにすることでタラの旨みと脂が閉じ込められ、爽やかなレモンの風味が絶妙なアクセントになった一品です。この料理とペアリングを試したのが「ベンチマーク シャルドネ(白)」。ピーチやメロンといった芳醇な果実味に、爽やかなシトラスも感じられる白ワインです。
杉材を使ったロースターで包み焼きにしたため、杉の香りが付いて燻製っぽい風味となったタラが絶品。加えてレモンの爽やかな酸味とローズマリーの香りが味覚と嗅覚を刺激します。ワインを口に含むと、口中に残ったタラのしっかりとした後味を、さっぱりと洗い流してくれます。それでいてワインの余韻も楽しめる。そのバランスが絶妙だと感じました。
「ベンチマーク シラーズ(赤)」×「②野菜とマッシュルームのアヒージョ」
タラの包み焼を作りながら、意外と簡単にできるアウトドア料理の新定番「野菜とキノコのアヒージョ」も調理。オリーブオイルとニンニクの香りが鼻孔をくすぐります。こちらに合わせるのは「ベンチマーク シラーズ(赤)」。プラムやベリーなど黒果実系の芳醇な風味とスパイシーさを、柔らかいタンニン(渋味)がまとめ上げます。
ボディがしっかりしているので肉が合うかなと思っていたのですが、オリーブオイルの濃厚な風味が全面に出るアヒージョであれば野菜でもバッチリ。野菜のフレッシュさも相まってさっぱりとしながらも力強い味に。ニンニクと唐辛子の風味と程よい辛味がワインのスパイシーさに合います。
「フィフス・ジェネレーション バロッサ シラーズ(赤)」×「③豚肉のスペアリブ」
2種類用意した肉料理のうち、まず1品目が「豚肉のスペアリブ」。豪快に焼き上げた豚肉から、脂が滴り落ちこちらも食欲をそそります。そんなガッツリ肉料理に合わせたのが、「フィフス・ジェネレーション バロッサ シラーズ(赤)」。黒系果実とスパイスの複雑な風味、樽熟成による柔らかなバニラの香りが楽しめ、飲みごたえのある一本です。
香ばしく焼き上げられたスペアリブは、濃厚な脂の旨みに、甘辛なコクのあるソースも相まって食べ応え抜群。味付けがしっかりしているので、しっかりとした味わいに負けないワインを、ということで合わせてみたのですが、まさに相性抜群。肉をガブリと豪快にかじりながら、ワインを傾ければ、まさに至福のひと時。肉とワインがお互いを高めあっているのを実感しました。
「フィルセル シラーズ(赤)」×「④牛肉(ステーキ)」
そして締めを飾るもう1品は、肉料理の王様・ステーキ。牛肉の濃厚な旨みをシンプルかつダイレクトに味わえる一品です。合わせるのは、バロッサ・ヴァレーの畑の中でも最高の畑のブドウから造られる「フィルセル シラーズ(赤)」。どっしりとした濃密な果実味とスパイシーさが感じられつつも、きめ細やかなタンニンと上品に香る繊細な余韻が感じられる逸品。なんと樹齢100年の古樹になるブドウも使われているとか。
牛肉の味を最大限に楽しむため、ステーキの味付けはシンプルに塩胡椒のみ。噛み締めるたびに肉汁がジュワッと溢れ、上質な旨みが口中に広がります。しっかりとしたボディを持つこのワインは、牛肉の旨みをしっかりと受け止め、さらに上のレベルへ引き上げてくれるイメージ。さらにひと切れ、ステーキを口にしたくなります。そして最後に続く余韻といったら……まさにペアリングの醍醐味を感じさせてくれるワインでした。
調査結果:実際に試した感想は?
ワインはまさに食中酒で、料理と組み合わせてこそ、お互いのポテンシャルを高め合い美味しさを最大化してくれるということを実感しました。また、BBQの聖地・オーストラリアを代表するワインである「グラント バージ」が、アウトドア料理との相性抜群なのも納得です。
今回は4種類のみでしたが、次回は他のラインナップを含め、さらにいろんな種類のワインと料理とのペアリングを楽しんでみたいと思います。これからの寒い時期なら、ホットワインで身体を温めつつ味わってみても美味しいかもしれませんよ。
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