希少部位・アメリカ産サガリ肉を豪快に使用。話題の「ミートサンド」ができるまでを大公開!

使用する肉は、希少部位であるアメリカ産サガリ肉。英語ではハンギングテンダーと呼ばれ、サンドイッチとの相性がよく、テイクアウトで冷めてしまっても肉肉しく柔らかいのが特徴。赤身部分なので、たくさん食べてもヘルシーな印象をあたえます。

肉は塊で仕入れ、店内で丁寧に包丁を入れ、1cm弱くらいの大きさにカットしています。熱した鉄フライパンでそのまま焼き、完成図をイメージしながら、ハサミで大きさを調整していきます。
テイクアウトしても柔らかく、ジューシーに食べられる焼き方が圧巻!

イートインの場合はミディアムレア、テイクアウトの場合は少ししっかりと焼いて提供しています。もともとテイクアウト商品として誕生しているので、時間が経っても肉が柔らかく、ジューシーに食べられるのがウリなのです。
火加減は強すぎず、ときおりフタをしながら、旨みを逃さないようじっくり火入れしていきます。表面に食欲をそそる焼き目がついてきたら、パンの準備へ。
6枚切りの食パンを2枚、耳付きのまま片面をトースト。肉汁をしっかり受け止め、時間が経ってもパンがヘタることないよう、こんがり焼き目をつけます。片面にバーベキューソース、もう片方にはマスタードを端まで塗ったら、いよいよ肉を重ねていきます。
一段、二段と順調に重ね、隙間なく肉を埋めるのがポイント。断面の美しさだけでなく、かぶりついた時の食べやすさも計算されています。

300gの肉が積み上がりました! サンドイッチ界の富士山と称したいほどの見事な姿。仕上げにパンを重ね、紙でサンドイッチ全体を包んでから包丁の刃を入れます。
肉汁滴る「ミートサンド」が完成。美しいロゼ色の肉がぎっしり!

パカッと二つに割ると、美しいロゼ色の肉がお目見え! 肉汁したたる最高の瞬間です。豪快にかぶりつきましょう。

持ってみると、サンドイッチでは経験したことのないずっしり感。中央は肉が4段重ねになっていますが、柔らかく、重ね方のバランスが良いのでとても食べやすい。パンやソースとの相性もばっちりです。

調査結果
意外にも、この「ミートサンド」にかぶりつく客層は、20代女性が多いとのこと。女性も余裕で食べられる完璧なバランスです。ランチはもちろん、テイクアウトなら晩酌しながらいただくのも良さそうですね。看板に偽りなし! お腹いっぱい肉を食べたいときにもぜひ、お試しあれ。
(撮影・文◎亀井亜衣子)
●SHOP DATA
STABLER Shimokitazawa Meatsand 2nd
住:東京都世田谷区北沢3-19-20 reload2-8
営:11:00~20:00
TEL:03-5738-8633
休:無休