職人が手掛ける包丁が1100円!? 『スタンダードプロダクツ』で売切れ続出の「幻の包丁」が衝撃の切れ味だった

職人が手掛ける包丁が1100円!? 『スタンダードプロダクツ』で売切れ続出の「幻の包丁」が衝撃の切れ味だった
トマトの薄切りもご覧の通り! | 食楽web

 ここ1年ほどで急激にテレビなどで見る機会が増えた、スタプロこと『Standard Products(スタンダードロダクツ)』。日本各地の名品、職人さんがひとつひとつ手作りした逸品、環境に配慮された小物など、上質な商品が300円~1100円ほどで購入できる今話題のプチプラショップです。

 洗練された空間に、高見えするシンプルなデザインとモノトーンカラーのアイテムがズラリと並んでいますが、実はスタプロは100円ショップ『ダイソー』の姉妹店。あまりに『ダイソー』のイメージとかけ離れすぎていて、知らずに買い物をしている人も多いのだとか。

 棚に並ぶ全ての商品にこだわりを感じるスタプロですが、中でも群を抜いて人気のアイテムが「包丁」。あまりの切れ味の良さに口コミが広がり、今では「もし出会えたらラッキー」と言われるほど、滅多にお目にかかれない幻の商品となっています。

パン切りナイフ(左)とペティナイフ(右)
パン切りナイフ(左)とペティナイフ(右)

 それもそのはず。スタプロの包丁は「世界三大刃物産地」のひとつである岐阜県関市産。800年以上の歴史を誇る刀剣づくりの技術を受け継いだベテラン職人さんたちが、一本一本丁寧に作っているんです。

 1200℃の焼き入れ作業や研磨、背研ぎなど20以上の工程を経て、最後に切れ味検査をしたのち、スタプロに並びます。通常、紙を30枚切ることができれば切れ味に問題がないとされている中、スタプロの包丁はなんと、倍以上の「70枚」も切ることができるそう。

 種類は「キッチンナイフ」「ペティナイフ」「パン切りナイフ」の3つで、全て1100円(税込)。

 店員さんいわく「人気に加え、一本一本手作りのため大量生産できないこともあり、需要に生産が追いつかず品切れが多発している」そうです。

 筆者も3ヶ月以上探してやっと包丁を2種類購入できたので実際に使ってみましょう。