【麺水洗いで作る】麺の主張は弱くなる一方、具材の味が際立つ焼きそばに!

最後に、水で麺を洗った後、麺と具材を別々に炒めて和えるパターンを試しました。作業的には最も手がかかるものですが、果たしてどんな味になるのでしょうか。

水で油を落としたせいか、麺のコシ・主張が弱まりました。ただし、この効果からなのか、具材の味が際立った印象。麺がサブ的な存在になりました。

また、麺の印象が薄くなったことでサラサラといただける焼きそばになりました。油分が減ったことでヘルシーでもあり、これはこれでアリな仕上がりになりました。
【まとめ】3パターンの作り方それぞれに旨さが違った!

というわけで、「マルちゃん 焼きそば」を3パターンのレシピで作ってみましたが、「作り置き」を考えた場合は、「レシピ通り」に作るのが最も適しており、焼きそばの味の劣化がかなり少ないように思いました。
また、「鉄板で焼いたようにカリッとさせたい」場合は、「麺レンチン」がベストで、かなり麺のコシ・主張を強く感じることができました。ただし、麺の美味しさを味わえる一方、作り置きなどの場合は不向きでもありました。
最後の「麺水洗い」は和える具材の味を活かしたかったり、ヘルシーにいただきたい場合に最適でした。野菜の具材を多めにし、焼きそばをサラダ的に食べるなんていう場合には一番向いた作り方のように思いました。
今回試した3パターンの作り方で、「マルちゃん 焼きそば」の味をより深く楽しむことができました。これを読んだ方も、是非一度それぞれの作り方を試してみてください。適したレシピであれば「マルちゃん 焼きそば」をより美味しくいただけるはずですよ!
(撮影・文◎松田義人)