揚げたての分厚いカツをカレーでいただく幸せ!

今から4年前のことです。ネットで検索していたら“500円カツカレー”を出す店として『桐半』さんが紹介されていたんです。チェーン店でもないのに本当かなと思いましたが、その情報は2~3年前のものだったので、さすがに値上がりしているかなと思いつつ、確かめる意味でまず行ってみることにしたんです。でも、値上げすることなく、“500円カツカレー”はしっかりとメニューにありました。

ご主人・相原武雄(あいはら・たけお)さん(75)が1人で切り盛りしているのですが、どんなに忙しい時でも、カツカレーやトンカツメニューを注文すると、大きな豚の塊肉を冷蔵庫から取り出し、包丁で切るところから始まります。肉を叩き、衣をつけ、1つ1つ丁寧に揚げていきます。
「特選カツカレー」のカツは目測ですが、肉の厚さ2センチ、いやそれ以上かもしれません。
ここでは、カウンターに座ることをぜひ、お勧めします。相原さんが調理する手元がよく見えるので、これを眺めているのもこの店の楽しみの1つです。

