【検証】400円もするダイソーの「収納できるグレーター」はどれほど有能なのか試してみた

【検証】400円もするダイソーの「収納できるグレーター」はどれほど有能なのか試してみた
食楽web

 先日、アジの干物を焼いた後、大根おろしを添えようと思ったら、なんと「おろし器」がないことに気づきました…。何かの拍子に割れてしまい、捨ててしまったことを忘れていたんです。やむなく大根おろしという、焼き魚にとって大事な苦味アクセントがないままアジを食べるハメに。

 そんな苦い経験を経て、最新のおろし器を買おうと調べていたら、なんとあのダイソーで高機能商品を見つけたんです。それは「収納できるグレーター」(400円)というもの。おろし機能を含む4つのスライサーが付いているようです。100円商品がほとんどのダイソーで、4倍もの値がついている商品なので、これは期待大です。

ダイソーオリジナルの「収納できるグレーター」400円(税抜)
ダイソーオリジナルの「収納できるグレーター」400円(税抜)

 しかも箱の裏面をみると、すぐにその凄さがわかりました。(1)太切り、(2)おろし、(3)細切り、(4)スライス――という4つカット方法が選べるうえ、受け皿のボウル&フタ付き。さらに、野菜を固定する「安全ホルダー」まで付いているんです。

箱の裏面に説明があります
箱の裏面に説明があります

 しかし、ここでふと疑問が浮かんできました。この高機能で「400円は安すぎないか?」と。これは何か落とし穴があるのかもしれません。例えば「そもそもおろしにくい」とか、「細切りも太切りもうまくできない」、「スライスしようとしても詰まってしまう」とか。最終的にお蔵入りになったら嫌だなぁ、と思ったわけです。たった400円とはいえ、捨てるのだって面倒じゃないですか。

 しかし、これまでの人生を振り返れば、買って失敗したものは山ほどありました。中にはものすごく高価なものも。ただ、買って初めてわかることも多いので、買わずに後悔するよりマシだったと納得しています。というわけで、とりあえずこれも買ってみることにしたんです。