家呑みの機会が増えたいま、料理にひと手間かけるのを楽しみにしている人も多いのでは? 筆者も家呑み派の一人で、簡単なおつまみで済ませることもあれば、ちょっと気合いを入れて料理をすることもあります。
呑みながら熱々のつまみを楽しむのにピッタリな卓上調理家電はいろいろありますが、岩谷産業の「カセットフー ビストロの達人III」もその一つ。グリルパン付きのカセットコンロとなっています。できることはホットプレートに近いものの、実際に使ってみると、ビストロの達人IIIならではの魅力にも気付きました。今回はおつまみ作りを通して気付いたホットプレートとの違いをご紹介しましょう。
深さのある専用プレートがグリル鍋としても大活躍
ビストロの達人IIIには、深さ約3cmの専用プレートが付いているのが最大の特徴です。「焼く」だけでなく、「煮る」「蒸す」「炊く」「鍋もの」「無水調理」といったことができるので、1台あれば多彩なメニューが楽しめます。
この深さを活かした料理が作れるというのが、平面のホットプレートとは大きな違い。最近はプレートに深さを出したホットプレートがほかのメーカーからも登場していますが、カセットコンロで使えるので、室内だけでなくキャンプなどの屋外でも使えるというメリットがあります。
とはいえ、カセットコンロを屋外で使うとなると、風で火が消える場合があります。また、鍋ものをしたときに吹きこぼれで火が消える心配もあるでしょう。そんな不安を解決してくれるのが、「立ち消え安全装置」です。火が消えたら自動的にガスの供給をストップするので、ガス漏れしないのもビストロの達人IIIの強みです。