「低温調理器 BONIQ Pro」なら調理開始までの時間を短縮!

「低温調理器 BONIQ Pro」は、0.5℃・1分単位での火入れが可能な低温調理器です。前モデルの「BONIQ」よりも1200Wとハイパワーになり、設定温度に到達するまでの時間が短縮できるようになりました。
また、容量は最大20Lまでと、前モデルよりも増加。ある程度の深さの鍋が必要ですが、本体は重さ1キロと手軽に持ち運びしやすいサイズで、電源付きのキャンプ場などにも持っていけます。公式サイトに出ているレシピの数は肉から魚、野菜、スイーツまで300種類以上。料理のレパートリーを増やしたい人にもおすすめです。

付け外しができるクリップホルダーで鍋に設置できるうえ、ボトムキャップにマグネットが装着されているので、磁石がつく材質であれば、ホルダーなしで本体を自立させることも可能。水洗いOKなIPX7の防水仕様で、常に清潔さをキープできるのも魅力です。

操作盤はタッチ式で、上面部で時間と温度を設定します。設定した温度に達すると、タイマーが作動してお知らせしてくれるので、そこにジップ袋などに空気を抜いて密閉した食材を入れるだけ。
ちなみに、2.4GHz帯のWifi接続で、スマートフォンの専用アプリ「BONIQ Remote」から操作することが可能です。これ、何が便利かというと、例えば帰宅前に外出先から操作して水温だけ上げておき、家に帰ってからすぐに調理を開始する、といったことができるようになります。アプリには日本語未訳の部分やプリセット機能など、まだ完全に対応しきれていない部分はあるものの、スマホから調理状況を確認できるのはやっぱり便利です。
「マスタースロークッカーS」なら浅い鍋でも使えてコスパ良し!

深さ7cm以上の鍋に対応し、浅い鍋でも使用できるのが特徴です。操作はタッチパネル式で、0.1℃から細かく設定できます。タイマーが出来上がりを知らせてくれるので、ずっと見ている必要もなし。動作音は60db以下と気にならない程度ですが、850Wなので、設定温度に達するのにやや時間がかかります。
鍋にセットするときは、固定クリップを鍋に挟み込んで固定します。また、「ハンディ真空パック器」は付属していますが、真空パックは別売り。浅めの鍋でも使用でき、リーズナブルな価格帯なので、低温調理デビューしたい、というビギナーにぴったりです。
シーラーや専用袋付き! プロのレシピが作れる上級マシン

ご紹介した中ではもっとも高価なマシンです。貝印の「Kaihouse The Sousvide Machine 低温調理器」は、液体調味料を入れてシーリングできるシーラーや専用袋がセットで付属します。1000Wのハイパワーで、ムラなく加熱してくれますが、高さ20cm以上、幅20cm以上という規定のサイズに合う鍋を用意して調理する必要があります。
タイマーとアラームがついているので、調理時間の設定が簡単で、取り忘れによる過加熱を防げるのも嬉しいポイント。シーラーがあるぶん少し場所を取りますが、本体を付属の収納スタンドに立ててコンパクトに収納することもできます。
専用サイトでは、12人のプロのシェフによる63種類のオリジナルレシピが掲載。本格的な低温調理をしたい人におすすめの製品です。
(取材・文◎嘉陽 桃)