海と魚の豊かさを、
表現できる魚屋でありたい。
自らも3児の父であり生粋の浦安っ子である森田さんは、街の子供たちに、浦安のアイデンティティである海や魚の魅力を伝えたいと、店の内外で様々な企画を実施しています。
なかでも売り場に不定期で登場する“お魚タッチプール”は、サメやエイなどの生きた魚がビニールプールの中で泳ぎ回る大人気コーナー。また、毎年7月の海の日に行われるバンドのワンマンライブでも、魚と触れ合えるコーナーを設けたりマグロの解体ショーを行ったりと、親子で楽しめる構成にし、魚の魅力を発信しています。
「海にはこんなにいろんな魚がいるんだって、うちの店で知ってほしいんだよね」
その森田さんが新たに挑んだのが、2号店の開業。「もっと魚を食べてほしいから、市場を飛び出して、街の中でも勝負したい」と、祖父・泉澤銀蔵さんが開いた魚市場店からも程近い堀江地区で船出しました。
<後編>では、6月1日にオープンしたばかりの堀江店を訪ねます。どうぞお楽しみに!






●SHOP INFO
店名:「鮮魚 泉銀 浦安魚市場店」(いずぎん)
住:千葉県浦安市北栄1-10-20 浦安魚市場4番通り
TEL:047-351-5752
営:5:00~12:00(土日のみ営業。月曜を除く平日は「堀江店」にて営業)
駐車場:70台(無料)
カード使用不可 地方発送可 東京メトロ東西線「浦安駅」北口より徒歩3分
※「漁港」や「鮮魚 泉銀」の最新情報については「漁港」のオフィシャルHP(http://www.gyoko.com/index2.html)、及び森田さんのオフィシャルブログ「漁港 森田釣竿の航海日誌」(http://ameblo.jp/tsurizaomorita/)をチェック。魚介や海関連の漢字を駆使した、独特の文体が魅力のブログやSNSも必見!
※7月17日(月・祝)の海の日には恒例のワンマンライブも開催。当日券などのチケット情報は上記HPにて。
●著者プロフィール
白井いち恵
千葉市育ち&在住の編集者・ライター。『千葉の本』『千葉の本2』(京阪神エルマガジン社)を手がけ、出身地・千葉県の知られざるおいしい&楽しいを大特集した。路線バス好きでもあり、著書に『東京バス散歩』(同上)。