3種類のマリアージュ、お好みはどれ?

今夏、サロンが提案するのは「紅茶とケーキのマリアージュ」。厳選された紅茶と店内で焼き上げたケーキをセットでいただけるというのですから、なんとも魅力的。ジャンナッツが提案する3つのマリアージュを紹介しましょう。
主役となる紅茶は、伝統的かつ歴史ある名紅茶


最高のマリアージュ体験の主役となる紅茶は、手摘みされたディンブラ茶葉を店内のオーク樽で熟成させた「ジャンナッツ フレンチ オークティー」。1889年、パリ万博のオープニングで振る舞われた特別な紅茶で、スモーキーな香りの奥にバニラ&キャラメルの甘みがほのかに漂います。
「ギュスターヴ エッフェル チーズケーキ」

最高の紅茶に合わせたいケーキ3つ。まずは、コルシカ産のプルーンがアクセントとなった「ギュスターヴ エッフェル チーズケーキ」。パリ万博に際してジャンナッツ・ドレス氏が友人のギュスターヴ・エッフェル氏(エッフェル塔の設計者)とともに考案した、伝統のレシピです。19世紀の時代からこんなに美味しい紅茶&スイーツを楽しんでいたなんて、パリジェンヌが羨ましくなりますね。
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「ル ガトー ド ジャンナッツ」

続いて、本国フランスで最も愛されているりんごの紅茶「ポムダムール」をご紹介。ホットも美味しいのですが、夏らしくアイスでいただくのが今の気分です。アールグレイ&レモンのベイクドケーキと合わせると、暑さも吹き飛んで爽やかな気分に。
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「ピラミッド アステック」

最後にご紹介するのは、シチリア産のベルガモットが薫る「ジャナッツ アールグレイ」(写真中)。こちらには、メキシコのピラミッドをモチーフにしたチョコレートケーキ「ピラミッド アステック」がお似合いです。ローストしたバナナ入りのケーキは、見た目と異なり甘さは控えめで、大人のフレーバーが広がります。
猫を見つけるとハッピーになれるかも!?

世界中を旅していたジャンナッツ・ドレス氏には、愛猫が2匹いたそうです。名前は、サムとボウ。多忙な主人の帰国日を察し、いつもドアの前で待っていたと伝えられています。その逸話にちなんだかどうかは分かりませんが、店内のあちらこちらにサムとボウのオブジェがあり、眺めているだけでハッピーな気分に。紅茶の缶やパッケージにも猫がデザインされているので、猫好きの方へのお土産にもおすすめです。
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表参道とは思えないほど静かな空間で、紅茶と向き合いながら優雅な時間が過ごせる『サロン ド テ ジャンナッツ』。この夏、最高のマリアージュを見つけに、出かけてみませんか?
(撮影・文 渡辺裕希子)
●SHOP INFO

店名:サロン ド テ ジャンナッツ
住:東京都渋谷区神宮前5-46-10
TEL:03-5418-8272
営:11:00~19:00
休:火曜