今すぐ食べに行きたい！ 東京で話題の絶品カレー9店

レインボウスパイス｜中野

立川発のスパイスカレーの名店

　東京でも屈指の巨大な飲食街を擁する街・中野に、昨年１月、立川で有名なインドカレーの名店『レインボウスパイス』の3号店が登場しました。1番人気は、「中野ブロードウェイ限定 特製カリープレート」（ミニドリンク付きで1,400円）。カリー2種類とサラダ、サブジなどがワンプレートになっており、カリーは4種類の中から選ぶことができます。
　カレーはどれも、多種多様な野菜と肉のエキスをスパイスで芸術的にまとめあげた“ザ・インドカレー”といった味。なめらかで、マイルドなソースが舌に馴染んで絶品です。さらに、こちらでは、本店でも滅多に食べられないポークビンダルー（豚バラ肉を特製のスパイスに漬け込み、ビネガーで柔らかく煮込んだ南インドに近いゴア地方の名物料理）を常時選ぶことができます。これを食べに本店のファンもわざわざ足を運ぶほどの人気料理です。
　料理だけではなく、チャイの種類も豊富。中野にお立ち寄りの際はぜひ行ってみてください。

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ホンカトリー｜湯島

カレー界の新トレンド“ふりかけカレー”

　2017年にオープンした、新スタイルのカレー“ふりかけカレー”が人気のカレー店。ふりかけカレーの最大の特徴は、ちりめんじゃこや鰹節、ココナッツなどをフレーク状にしたオリジナルのふりかけが、ライスにたっぷりかかっている点。その上にカレーがかけられているんです。
　カボチャやナス、ゴーヤ、紫キャベツ、ニンジン、ヒヨコ豆のファラフェルといったおかずも添えられており、見た目にも華やか。スパイスを効かせたとろみのあるルーも大きな具材がゴロゴロ入ていて食欲をそそります。
　カレーをたっぷりライスにかけて混ぜれば、和風ダシのような旨みに、ヨーグルトやトマトの酸味、野菜の甘さ、スパイスの風味が複雑に混ざり合って、ヤミツキになる味です。

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妄想インドカレーネグラ｜高円寺

高円寺発！ ぶっ飛び定食カレー

　ディープなサブカルの街・高円寺にある『妄想カレー ネグラ』。メニューは1つで「日替わりカレー定食」（1,000円）のみです。写真は「しらすのカレー定食」で、カレー2種類と、4種のおかずが乗った具沢山のひと皿。しらすの風味とお出汁のような旨味がじわりと響く和を感じさせてくれます。また、ヴィネガーの酸味とスパイスの風味も非常に後を引く味わい。「日本にいながらはるか遠くのインドを空想する」ような気分にさせてくれる、まさに店名通り、定食の中に美味しい“妄想”が詰まったカレーです。

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SANRASA（サンラサー）｜新宿

一日30食限定の正統派スパイスカレー

　昨年末に新宿・花園神社近くにオープンしたカレー店。元は新宿のゴールデン街のバーを間借りして、ランチタイム限定で営業していたお店ですが、界隈で評判を呼び、とうとうお店を出すことになった人気店です。
　カレーは日替わりの2種類。1種盛り（900円）と2種盛り（1,200円）を選ぶことができます。さらに、ウールガイという南インドの珍しい漬物もチョイス可能。2つのカレーは、一見すると「鶏そぼろ」や「鶏の煮込み」のような家庭料理を彷彿させる装い。一口目は、カレーだということ忘れてしまいそうなくらい優しい味ですが、後からスパイスがじわじわと効いていくる南インドの正統派カレーです。
　それもそのはず、オーナーの有澤さんは、北インド・南インドの正統派カレーを学び、それをしっかりと守ってきた人。インドのスパイスやハーブを生かす使い方を熟知しているからこそ生み出せる、王道のカレーが堪能できます。

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スパイスカレー とくじろう｜千駄木

元鮨職人が作る仰天“スパイスカレー”

　東京・千駄木の路地裏で昨年11月にオープンしたばかりのこちらのお店は、なんと元鮨職人が開いたカレー店。店主・増田さんは、繁盛していた鮨屋を10年前にやめ、大好きなカレー作りを極めるべく、都内のインド料理店やスリランカのカレー専門店などでカレー修業をしたという異色の経歴の持ち主です。
　提供されるメニューは、「牛スジカレー」（790円）、「キーマカレー」（750円）、「ダブルカレー」（950円）など6種類。中でもオススメは「特選牛タンカレー」。ご飯を覆い隠すほど巨大な牛タンに“真っ黒”なカレーソースがかかったカレーです。
　厚さ3cmはある牛タンは、歯と舌で簡単に噛み切れるほど柔らかく、焙煎したような不思議な香りがするカレーソースは、ほろ苦くてスパイスの様々な香りが楽しめます。辛くもあり、甘くもあり、酸味もほんのり感じられる、大人向けのカレーです。