卵料理をもっとおいしく、楽しく。長く使い続けたい卵の調理道具3選

ふわとろの幸せへ誘う「銅製の玉子焼き器」

 朝食やお弁当、お酒のつまみに。玉子焼きは、卵料理の代表にして、替えのきかない日本料理です。ただ、卵焼きの出来栄えは使う道具によっても変わります。特に、だし巻きたまごは巻くのが本当に難しい! 極上の仕上がりにするには、実は、銅製の玉子焼き器が最適なのです。

 銅は熱伝導率が極めて高いため、テフロンのフライパンと比べても、全体にムラなく熱を伝え、ふんわりとした食感が生まれやすいのです。油ならしという工程を欠かさなければ、長く使えて良き相棒になってくれます。

だし巻きたまごサンド [食楽web]
だし巻きたまごサンド [食楽web]

※銅製玉子焼き器で作るふわとろなだし巻きたまごのレシピを見る
https://www.syokuraku-web.com/column/2956/

活躍の場は限られるけど、仕上がりはお店級「親子鍋」

 卵を使った丼料理を作るなら、一人前用の「親子鍋」も欠かせません。材質は、アルミニウム、ステンレス、銅など様々。親子丼とか、かつ丼にしか使わないだろし、調理器具としての出番は少ないかもしれませんが、この鍋があるかないか、丼ものを作る時のモチベーションと食べるときのワクワク感は段違いなのです。

 フライパンで親子丼を作ろうとすると卵が全体に広がってしまうのですが、「親子鍋」なら縁が低くて浅いため卵がちょうどよくまとまります。鍋から丼にスライドさせる時のドキドキ感もまた良い。美しく盛り付けられた時の達成感も含め、なくてはならない相棒です。

※親子鍋で作るスピーディで美味しい「かまぼこたま丼」のレシピを見る
https://www.syokuraku-web.com/column/3696/

極上の目玉焼きが作れる名品「エッグベーカー」

 目玉焼き好きなら、一度手にしたら手放せなくなる「エッグベーカー」がおすすめ。こちらは1922年創業の島根県・湯町窯製の一品です。最大の特徴は、陶器ならではの遠赤外線効果。極弱火でじっくり加熱することで、卵全体に熱が伝わり、黄身はぷっくり、白身はぷるんと仕上がるのです。

 初めて「エッグベーカー」で作った目玉焼きを食べたときの感激といったら。卵1個で作れるご馳走です。使い込むほどに味わい深くなる陶器の風合いも料理の楽しさを倍増させます。

※エッグベーカーで作る目玉焼きの作り方を見る
https://www.syokuraku-web.com/column/124704/

 こだわりの道具を手に入れて、ワンランク上の卵料理を楽しんでみてください。