意外なものも嫌いの対象に

・おにぎり
「人の手で握ったおにぎりが食べられません。機械で成形されたコンビニのおにぎりなら大丈夫ですが、他人はもとより母親が握ったやつでもダメです。手に雑菌があるから、とかそういうことではなく、ラップを使って握ってくれたやつでも無理。おにぎりから手の形や手のぬくもりみたいな人間の身体的な要素を感じて、気持ち悪いんです。スイマセン」(32歳・カイン・埼玉県・建築設計士)
・バター
「好きな人が多いとは思うのですが、私はバターが超苦手です。熱したときの香りをかぐとウッと気持ち悪くなるんです。某駅の駅ビル1Fにクッキー専門店があって、改札のところまであのニオイがします。バター好きの人を香りで呼び寄せてるんでしょうが、私は胸が悪くなります。乗り換えの駅で通らざるを得ないのですが、毎回胃もたれしそうです」(44歳・アミ・東京都・事務職)
![福神漬が嫌いな人は、その部分はすべて排除します[食楽web]](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2024/09/20240928-kirai05.jpg)
・漬け物
「ぬか漬け、たくあん、福神漬、ラッキョウなどなど、全部食べられません。クタッとした野菜のビジュアルと変な色、発酵臭がイヤなのです。カレー屋さんなどでは、あらかじめ福神漬は入れないでほしい、とお願いします。でもたまに忘れられて入っている場合があります。仕方なく“汚染”されたライス一帯をごそっと別の皿に移すわけですが、もうその作業が地獄。よく『漬け物が食べられないなんて、食の楽しみの半分を失ってるよ』などと言われますが、食の楽しみを奪っているのはむしろ漬け物なのです」(37歳・トモオ・東京都・編集者)

・肉
「肉が無理です。ベジタリアンではないんですが、肉を食べるときに自分はもちろん、相手が食べていてもその動物をイメージしてしまうんです。だから外食はかなり限られた店でしかできません」(24歳・ミッチー・千葉県・事務職)
・セロリ
「僕が忌み嫌っているのはセロリです。子どもの頃から食べられません。たまにレストランでサラダに入っているときがあるでしょ。他の野菜のトマトやレタスにもセロリの香りや味が移って、もはや全部がセロリになってしまう」(25歳・ショウ・埼玉県・営業)
・ニンニクとショウガ
「同棲している婚約中の彼はニンニクやショウガが嫌い。なおかつ、彼のお父さんやお母さん、お姉さん、妹もみんな同じ。料理にニンニク、ショウガをいれずに作るのは料理が限られるし、美味しくない。また外食も店を選びます。結婚するつもりでいますが、この先、長い人生でニンニクやショウガなしで生きていけるか不安です」(29歳・カンナ・埼玉県・サービス業)
いろいろな苦手な食べ物についてのエピソード、いかがでしたか? みなさんも嫌いな食べ物が一つはあるかと思います。ぜひ、『苦手な食べ物エピソード』を下記のフォームにお寄せください。
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(文◎土原亜子)