勝負めしは王道の“とんかつ”! 意外にもよく食べる瓜生選手の食生活とは?
連載「一流アスリートはこう食べる!勝つための食事の流儀」。第1回目のゲストであることを伝えると、「僕でいいんですか?」と笑う瓜生さん。それでは食にまつわる全てのこと、聞かせていただきます!

――1日の食事の回数は?
瓜生選手(以下同):レース場だと1日2食。レースの時も基本、お昼を食べないので朝と夜ですね。ナイターの時は朝食は11時に、夕食は21時くらいにとります。レース以外の普段の食事は朝、昼、夜の3食、食べています。
――普段はどのような食事を食べていますか?
家では基本、家族が好きなものを普通に食べています。例えばカレーとか、デリバリーだったらお好み焼きとかも食べますよ。カロリーはあまり気にしていませんが、ラーメンを食べたら太るな、今食べたらちょっと重いな……と感じた時はやめておきますね。そして、食べた分は1時間くらい長風呂して調整します。代謝が良いのか、1kgくらい減りますよ。
――筋肉に欠かせないタンパク質を摂るなど意識していることは?
いえ、特にないですね。ブロッコリーを極力食べるなど、野菜をきちんと摂取しようと意識しているくらいです。
――スポーツ選手は良質な鶏ムネ肉を摂取すると聞いたことがありますが……。
全然、食べないですね。ムネ肉の料理をリクエストしたこともなくて(笑)
――普段、料理はしますか?
いえ、全くしません。でも、やってみたいなという思いはあります。中途半端なことが苦手だし、今は選手会代表という役職もあるので、一生懸命、料理に向き合える時間がないからやめておこうと。実は結婚するまで、目玉焼きの焼き方も知りませんでした。
――レースではあんなに緻密なのに、目玉焼きが焼けないとは驚き!
昔、カップ焼きそばに目玉焼きをのせたくて妻に頼んだのですが、え、蓋するの? 水入れるの? と驚いたくらい。もし料理をするなら、調味料をちゃんと計量して本格的にやってみたいですね。

――好きな食べ物は?
特にこれというものはないのですが、パスタは無性に食べたくなることがあります。お気に入りの店でテイクアウトしたり、出社すれば職員と一緒にイタリアンの店に行って、アラビアータやトリュフのパスタをよく食べています。
――パスタをよく食べることが意外!
そうですか?(笑) 中華もよく行きますよ。麻布十番の『登龍』がお気に入りで、坦々麺がとても美味しいんです。僕の中の坦々麺ランキングでは1位! 辛いだけじゃなくて旨味があります。
――大切な試合の前の勝負飯は?
とんかつですね。レースの前日は大体、食べています。昔から親もレースの前日などにとんかつを揚げてくれました。今は下の子2人が小さくまだ外食できないので、『とんかつ 銀座梅林』まで買いに行くことが多いです。

――試合後に食べるものは? チートデイなどはありますか?
減量しないから、チートデイもないんですよ。なんでも食べて、お風呂で汗を流し調整します。食べ物を我慢することがあまりないんです。
――それは他のボートレーサーからみると普通?
人によると思います。でもレースの最終日に「なんでも食べたい!」という思いはみんな同じ。レース場にいると様々なストレスがかかるので、終わった後はみんな我慢しないと思う。僕も最終日が終わったら、美味しいものをお腹いっぱい食べます。