AM10:00|江の島上陸

都心から江の島までは、新宿駅や東京駅から電車で約1時間。利用する列車によりますが、最寄り駅は片瀬江ノ島駅(小田急線)、江ノ島駅(江ノ電)、湘南江の島駅(湘南モノレール)の3駅です。

駅に着いたら、まずは「江の島弁天橋」を目指しましょう。駅を降りると案内板や地図がたくさんあるので、迷うことはないはず。この橋を15〜20分、てくてく歩いて渡ると、そこはもう江の島です。
AM10:30|江の島弁財天仲見世通りでアイス最中を買う

橋を渡って道沿いに歩くと、やたらと渋い雰囲気の青銅の鳥居が見えてきます。これをくぐると、そのまま「江の島弁財天仲見世通り」に入ります。
ここは江の島を代表するスポット「江島神社」まで続く参道。道幅は2.75mで、狭く感じると思いますが、その理由は、江戸時代から幅が変わっていないからです。道の両側に飲食店や土産物屋など、さまざまなお店が軒を連ねており、見ていて飽きることがありません。

この参道でまず立ち寄りたいのが、寛政元年(1789年)創業の老舗和菓子店『紀の国屋本店』です。名物は薄皮で手練りのあんを包んでふかした〈女夫(めおと)まんじゅう〉。寒い時期は、できたてをハフハフ頬張るのが最高ですが、温かい季節は、〈アイス最中〉(370円)が断然オススメ。

自家製の手練りあんと甘すぎないアイスをパリッと香ばしい最中でサンドしたスイーツです。これをかじって体をクールダウンさせつつ参道を冷やかすと、風情があってイイ感じです。
ちなみに最中のカタチ(ハマグリ・ホタテ・サザエ)と、アイスの種類(バニラ・小倉・抹茶)は自由に選択可能。この“マイ最中アイス”が作れるのも地味に楽しいです。
AM10:50|『あさひ本店』の〈丸焼きたこせんべい〉

甘いものを食べたら、今度はしょっぱいものを食べたくなるのが人の性(さが)。お次はこの仲見世通りで人気の『あさひ本店』へ。〈丸焼きたこせんべい〉(500円)が大人気の行列店です。

この〈丸焼きたこせんべい〉、その名の通り、小麦粉をまぶした新鮮なタコを2〜3匹、185度という高温のプレス機で1トンもの圧力でプシューッと押しつぶしてカリッカリのおせんべいに仕上げた江の島の名物グルメ。

パリッとかじると、タコの風味が口内にふわっと広がり、噛めば噛むほど旨味が染み出してきます。よく「名物に旨いものなし」なんて言いますが、これは別。スナックとしてかなり優秀です。
●DATA
住:神奈川県藤沢市江の島1-4-8
TEL:0466-23-1775
営:9:00~18:00
休:木曜