どっちが優秀か徹底比較。業務スーパーと肉のハナマサ「冷凍&チルド食品」5番勝負

【副将戦】開けたら全然違った!「ピザ」を食べ比べ

業スーのピザ、焦げやすい。なのにちょびっとチーズが溶けにくいのはなんとかして~!
業スーのピザ、焦げやすい。なのにちょびっとチーズが溶けにくいのはなんとかして~!

 副将戦はピザ対決。『肉のハナマサ』の「チーズピザ」と、『業務スーパー』の「ゴーダ&モッツァレラピザ」です。ハナマサのチーズピザのパッケージには、「チーズの美味しさにこだわりました。お好みで具材をトッピングしても楽しい、シンプルなチーズピザです」。一方業スーのピザには「ふんわりとしたピザクラフトに、厳選されたチーズ、コーン、パセリをトッピングして歯切れの良い本格ピザに仕上げています。香味豊かにお召し上がりください」と書かれています。

直径18cmと直径15cm。そしてもっちり生地と昔ながらの冷凍ピザ生地。この差もでかい!
直径18cmと直径15cm。そしてもっちり生地と昔ながらの冷凍ピザ生地。この差もでかい!

 しかしこの対決、圧倒的にハナマサのピザに軍配が上がりました。業スーのピザは、開封してみたらチーズがほんのちょっとしか乗っていませんでした。そして今時の冷凍ピザなら当たり前になってきた生地ではなく、一昔前の冷凍ピザにあった、カリッとしっかり生地。そして加熱すると焦げやすい!

 一昔前の冷凍ピザの味をこよなく愛する人なら、これは残して欲しい『レトロピザ』ですが、デリバリーやスーパーのオリジナルピザだって、今ではモチモチとか薄焼きカリッと生地が当たり前。なぜ今この生地? そもそもチーズ少なすぎなのに、なぜ商品名でモッツァレラとゴーダを前面に出したの? とツッコミの嵐。ということで、副将戦はハナマサの圧倒的勝利です。昭和や平成初期の、あの冷凍ピザを愛する人は業スーのピザをぜひ。

【大将戦】もちもち餃子派 or 一口餃子派!「餃子」を食べ比べ

(左)『肉のハナマサ』の「焼餃子」と、(左)『業務スーパー』の「肉肉餃子」。1個のボリューム感が全然違う
(左)『肉のハナマサ』の「焼餃子」と、(左)『業務スーパー』の「肉肉餃子」。1個のボリューム感が全然違う

 最後の大将戦は餃子対決。業スーの商品の中でも人気が高い「肉肉餃子」とハナマサの「焼餃子」です。パッケージを開けて、餃子同士を比べてみると、大きさがまず全然違います。ハナマサは丸みがあるのに対し、業スーのは角がしっかりしていて並べて焼きやすいフォルムです。

 袋に書かれた通りに焼いてみましたが、ハナマサの餃子は焼き目がつきませんでした。ほ~んのり茶色くなったぐらい? それに比べて業スーの餃子はフライパンとの接地面がしっかりしているからなのか、美味しそうな焼き目がつきました。

(左)ハナマサは具がふっくら、皮もっちり。(右)業スーは皮パリパリで具がみっちり。もはや別ジャンル!?
(左)ハナマサは具がふっくら、皮もっちり。(右)業スーは皮パリパリで具がみっちり。もはや別ジャンル!?

 いざ食べ比べてみると、ハナマサは豚肉とニラの旨みをジュワッと感じるジューシー餃子。そして業スーの餃子は具がみっちりの一口餃子といった感じ。両方とも水餃子や蒸し餃子にも、とパッケージに書かれていますが、業スーは、焼き餃子が一番良さそうです。ハナマサは、蒸し餃子・水餃子にも合いそうな印象を覚えました。

 ということで、肉のジューシーさを感じるハナマサの餃子の勝利! ただこれは、一口餃子派なら業スーだし、ジューシー餃子派ならハナマサ、という感じです。値段も圧倒的に業スーが安いです。

まとめ

 5番勝負の結果は、

先鋒 えびピラフ……肉のハナマサ×―◯業務スーパー
次鋒 ハンバーグ……肉のハナマサ◯―×業務スーパー
中堅 カレー…………肉のハナマサ×―◯業務スーパー
副将 ピザ……………肉のハナマサ◯―×業務スーパー
大将 餃子……………肉のハナマサ◯―×業務スーパー

『肉のハナマサ』3勝、『業務スーパー』2勝、という結果になりました。あくまでも超個人的な味の感想です。そしてトータル購入価格を比べてみると、『肉のハナマサ』が合計2927円に対し、『業務スーパー』合計1672円。1000円以上の差がありました。業スーはやはり神コスパ。しかも、カレーがまさかのジャイアントキリングと面白い結果となりました。ぜひ皆さんもこの記事を参考に、食べ比べしてみてはいかがでしょうか。

(文・構成◎いしざわりかこ)

●DATA

肉のハナマサ

http://www.hanamasa.co.jp

業務スーパー

https://www.gyomusuper.jp