知る人ぞ知る横浜の町中華『自由軒』の名物「天津キムチ炒飯」が美味しい理由

知る人ぞ知る横浜の町中華『自由軒』の名物「天津キムチ炒飯」が美味しい理由
食楽web

●京急本線「日ノ出町駅」より徒歩分。知る人ぞ知る老舗町中華『自由軒』の大人気メニュー「天津キムチ炒飯」を実食レポートします。

 横浜は街全体として中華料理のレベルが非常に高く、日本特有の文化として発展している「町中華」も老舗どころの多いエリアです。とりわけ関内、伊勢佐木町、野毛周辺はどの店にしようか迷うくらい粒ぞろい。

 そこで今回来訪したのが、日ノ出町駅のほど近く、老舗中華料理店の『自由軒』です。

町中華好きとしては、この年季の入った店構えからして期待値が爆上がり
町中華好きとしては、この年季の入った店構えからして期待値が爆上がり

 お店は18時オープンですが、歴史を重ねた店内と同様に、熟練の店主は絶賛餃子の仕込み中。ご常連のみなさんは良く理解していて、店が温まり、ギアがかかってきたであろう30分後くらいに続々と来店していました。

店内はぎゅうぎゅうに詰めれば8人は入れるか……というくらい
店内はぎゅうぎゅうに詰めれば8人は入れるか……というくらい

 注文したのは、名物と言われている「天津キムチ炒飯」。しばらくすると、4名が続々と来店し、うち3名は「天津キムチ炒飯」をオーダー。うち1人は“あん多め”のリクエストしていました。

 とあるご常連は店主と親しそうに挨拶を交わした後、瓶ビールと「ニラ玉」、「チャーシュー」単品を注文。それもいい! おそらくメニューを何周もしてたどり着いた黄金比なのでしょう。