超王道&ボリューム満点! かつやの「タレカツ丼」を食べてみた

今期最高のボリューム感!「タレカツ丼」を実食

こちらが現物の「タレカツ丼」869円(※価格は全て税込)。カツとキャベ千が別皿&とん汁(小)が付く「タレカツ定食」979円もあります。※一部店舗では価格が異なります
こちらが現物の「タレカツ丼」869円(※価格は全て税込)。カツとキャベ千が別皿&とん汁(小)が付く「タレカツ定食」979円もあります。※一部店舗では価格が異なります

 店員さんにオーダーを告げてから、約7分と少々時間を要して丼が運ばれてきました。メニュー写真ほどカツが器からはみ出していませんが、多めのキャベ千を支えに高さと威圧感のある盛り付けになっています。

細身の海老フライも2本あると食べ応えが随分と違ってきます
細身の海老フライも2本あると食べ応えが随分と違ってきます

 まずは海老フライからチェック。9月の期間限定メニュー「秋の海鮮フライ定食」以来となりますが、今回の丼は、タレを纏っていて、衣のサクサク感は先端部と尾が強めです。香ばしさの中にしっとりとした食感で、細身ながらプリプリで旨みのある海老の身とタレが染みた衣の味わいが合っていて、いつもの海老フライよりもおかず感がアップしているように感じます。

ささみカツは15cmほどのビッグサイズ。ナイス大盤振舞です!
ささみカツは15cmほどのビッグサイズ。ナイス大盤振舞です!

 お次はこちらもお馴染みのささみカツ。サイズがデカいこともあってタレのかかりが浅い部分が多く、衣のサクっとした部分と、しっとりした部分のバランスが良いです。本体のささみは柔らかでジューシー、噛むほどに旨みが染み出し、さらに衣とタレの味わいが加わって非常に美味。

ヒレカツはおおよそのサイズが8cm×5cm×厚さ2cm。驚きの柔らかさです!
ヒレカツはおおよそのサイズが8cm×5cm×厚さ2cm。驚きの柔らかさです!

 最後はヒレカツ。そういえば『かつや』のヒレカツを実食するのは、恐らく今回が初めて。どんな味なのかと思いを巡らせながらパクっ。柔らけえっ! ささみカツとはまた別の次元での柔らかさと豚肉の旨みが、食べるごとに口の中を蹂躙していきます。その美味しさに感嘆しつつ、これまで「とんかつはロース一択」にこだわってほとんど食べてこなかったことをかなり後悔。いや、ほんと美味いわ…。

 海老フライを1本、ささみカツとヒレカツを各々半分ほど食べたところで、ようやくご飯のエリアを確保。順番はかなり前後しましたが、カツにかかっているタレの味わい(甘味と酸味がバランスよく、粘度が少な目のしゃぱっとしたテイスト)をこのタイミングで確認することができました。キャベ千も追加でソースをかけずに、カツやご飯と一緒に食べられるのがいい感じです。

 丼の中のテイストを全て確認したところで、カツとご飯、キャベ千をバランスよく食べてフィニッシュ。ごちそうさま!!

まとめ

 カツを主軸に置いた構成に加えて圧倒的な食べ応え。公式による“今期最高のボリューム感”の表現に全く違わない、ボリューミーな一杯でした。カツの食材を3種類使ったことで味わいに変化が生まれ、さらにタレの味わいがしっかり存在感を出せていたことが、これだけ目一杯カツが乗っていながら最後まで飽きずに美味しく食べられた要因になっているのではないかと思います。個人的にはヒレカツの美味さを体感できただけで大収穫でした(笑)。

 コスパ良好、美味しさもバッチリと、食べて損なしの「タレカツ丼」。今回は実食しなかった「タレカツ定食」も含め、最寄りの『かつや』に寄られた際はぜひオーダーしてみてください!

(撮影・文◎河西まさあき)

●DATA

タレカツ丼

期間:2023年11月17日(金)~ ※期間限定・なくなり次第販売終了
販売:一部店舗を除く国内の『かつや』
https://www.arclandservice.co.jp/katsuya/