
●2018年の発売から、おいしさを追求しながら進化を遂げてきた「本麒麟」がこの度、冬季限定「本麒麟 味わい濃厚 冬仕立て」(以下、白い本麒麟)を発売! 大西編集長と、醸造家・宮下英理子さんとの対談から従来の「本麒麟」との違い、そのうまさの秘訣に迫る。
ようやく晩秋らしい冷え込みを感じるようになり、鍋や煮込み料理など身体が温まる料理が恋しい季節が到来しました。そんな料理のお供にはやっぱり、おいしいビール類がよく合います。
2018年の発売からリニューアルを続け、進化を遂げてきた「本麒麟」より、冬季限定「本麒麟 味わい濃厚 冬仕立て」(以下、白い本麒麟)が登場すると聞きつけた『食楽』本誌の大西健俊編集長。同商品の開発を担当したキリンビールの醸造家・宮下英理子さんに、商品の特徴や開発の思い、さらに従来の「本麒麟」(以下、赤い本麒麟)との違いなど、うまさの秘訣について話を伺いました。
冬季限定らしい「濃厚さ」と「飲みやすさ」を両立!

大西編集長(以下、敬称略):実はある時期まで新ジャンルのビール類はあまり詳しくなくて、「薄い」という先入観があったんです。それをいい意味で覆してくれたのが「赤い本麒麟」。飲んでみて「あれ? うまい!」と、これまでの自分のイメージと全く違っていて。以降、大勢でお酒を持ち寄ってワイワイ楽しむときなどに飲むようになりました。
宮下英理子さん(以下敬称略):ありがとうございます。「赤い本麒麟」は麦、ホップ、発酵の調和=飲みごたえ、キレ=飲みやすさの両立を目指してここまで改良を重ねてきました。
大西:宮下さんは醸造家ということですが、今回の「白い本麒麟」の味をつくっていらっしゃるんですか?
宮下:はい。中味のレシピに関して試行錯誤を重ねながらつくってきました。
大西:「冬季限定」ということで、どういう味づくりを目指したのでしょうか?
宮下:料理やスイーツなども冬になると濃厚な味わいのものが欲しくなると思うんです。そこでビール類でもそういう商品ができないかと考え、「白い本麒麟」でコク側というか濃厚側の味づくりをスタートしました。でも「赤い本麒麟」の“飲みごたえと飲みやすさ”はそのままに、バランスのいい味わいの両立も目指したんです。
大西:それは難題ですね。
宮下:「赤い本麒麟」より麦を多く使うことで、麦のうまみを豊かに感じられるようにしたのですが、飲みやすさはそのまま残さなければならない。そのバランスを実現するため、麦の増量は幅の検討・液色の調整など試行錯誤を重ねました。
大西:濃厚さを楽しみながらも、飲み飽きない味わいというワケですね。

麦ならではの豊かな風味と深いうまみは冬の料理と好相性

「白い本麒麟」についての説明を宮下さんにひと通り伺い、納得した表情の大西編集長。実際に「白い本麒麟」をグラスに注ぎ、一口味わってみました。
大西:濃厚という言葉から、味が濃いのかな? とかなり構えて味わったのですが、意外と飲みやすいですね。ただ、飲みやすいけど、その後、ゆっくりと深みがやってきます。
宮下:おっしゃる通り、トップから中盤にかけて感じられる麦のうまみやコクが「白い本麒麟」の特徴です。

宮下:とくに鍋やシチューなど冬に食べる印象が強い料理と合わせるイメージでつくった商品なので、味わいの濃い料理と一緒に楽しんでも双方の良さがしっかりと引き立つ、という点をより重視しました。
大西:缶のデザインも特別感というか、冬らしい華やかな印象です。
宮下:そうですね。麦の味わいを表現する金色をベースに、上部にかけて泡の「白」を感じさせるデザインにすることで、飲みやすさも表現しています。また冬の特別なひとときを感じていただくために、雪の結晶もあしらっているんですよ。

大西:なるほど! 限定商品らしく、店頭でも目立ちそう。思わず手にとってみたくなりますね。

大西:実際に従来の「赤い本麒麟」と飲み比べてみると、確かに「白い本麒麟」のほうが濃厚だけど、「赤い本麒麟」と同じく飲みやすくておいしいですね。
宮下:「白い本麒麟」はこの時期しか飲めない商品なので、食卓などでぜひ実際に飲み比べて、「赤い本麒麟」との違いをあれこれ楽しんでいただければうれしいです。

編集長を唸らせた「白い本麒麟」と料理のペアリング
実際に「白い本麒麟」のおいしさを体験した大西編集長が、次に体験してみたのが、冬ならではの料理とのペアリング。今回、白羽の矢が立った料理は、鍋の中でも濃厚な味わいが特徴の「キムチ鍋」と、これまた濃厚チーズの風味が味わえる「ロールキャベツグラタン」の2品。大西編集長のインプレッションは果たして!?

宮下:実は料理をおいしくいただけるオススメの注ぎ方があるんですよ。
大西:そうなんですか? 面白いですね。
宮下:例えば、グラスに注ぐ際に大きく泡立てると、比較的苦味がマイルドに感じます。辛味のあるキムチ鍋にはこちらがオススメです。一方、泡立ちを抑えて静かに注げば比較的苦味が感じられやすく、後締まりがある印象になります。トロッと甘めな料理であるグラタンやクリームシチューには、こちらの注ぎ方が合うと思います。
大西:なるほど、確かに注ぎ方によって味わいが微妙に変わりますね。最初、試飲したときに「スパイシーな料理にも合いそう」と考えていたのですが、キムチ鍋のピリッとした唐辛子の辛さにも負けていない。「白い本麒麟」と「キムチ鍋」、双方のうまみが際立つ感じがします。同じ発酵食品として、キムチとの相性も良いのかもしれませんね。
宮下:実はキムチ鍋は、いろいろとペアリングを試した中でも、私自身、相性が抜群だと感じていた料理でした。グラタンはいかがですか?
大西:トマトの風味とも合うんですが、チーズと「白い本麒麟」の相性がめちゃくちゃ良い! これなら濃厚なクリームシチューとの相性も然り。しかも、口の中に残った料理の濃厚さを「白い本麒麟」の適度なキレが洗い流してくれるので、料理も進みます。チョコレートやケーキなどスイーツとも相性が良さそう。食中はもちろんですが、食後に甘いものをつまみながら「白い本麒麟」と合わせても面白いかもしれませんね。
宮下:その発想はありませんでした! ありがとうございます。

自ら「本麒麟 味わい濃厚 冬仕立て」を実際に体験し、冬季限定ならではの所以や特徴を醸造を担当した宮下さん本人から伺うことができた大西編集長。
「これからのパーティーシーズンに、皆でお酒を持ち寄って飲み比べやペアリングを楽しむ際にも『白い本麒麟』は最適だし、自宅でリラックスしながら鍋をつつく際のお供にもうってつけ。期間限定商品ならではの特別感ある缶のデザインも相まって、食卓を華やかに豊かなものにしてくれそうです。ぜひ、定番の『赤い本麒麟』との味わいの違いをあれこれ楽しんでみてはいかがでしょうか。新しい発見があるかもしれませんよ!」
●DATA

「本麒麟 味わい濃厚 冬仕立て(期間限定)」
容量・容器:350ml缶、500ml缶
アルコール度数:6%
お問い合わせ先:キリンビールお客様相談室
TEL:0120-111-560
https://www.kirin.co.jp/alcohol/beer/honkirin/

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