スポーツメーカー『ミズノ』が運動時用ノンアルビールを開発。話題のビール「PUHAAH」は運動前と後でどう変わるのか?

スポーツメーカー『ミズノ』が運動時用ノンアルビールを開発。話題のビール「PUHAAH」は運動前と後でどう変わるのか?
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●スポーツメーカー『ミズノ』のノンアルクラフトビールを調査。実際に運動後に飲んでみた

 シューズやウェア、専用のスポーツ用具など、さまざまなスポーツ関連アイテムを展開している『ミズノ』より、ビアテイスト炭酸飲料「PUHAAH(プハー)」が登場。発売開始と同時にスポーツ後のノンアルクラフトビールという珍しさも含め注目を集めています。

 長野県のクラフトビールメーカー『南信州ビール』との共同開発によって誕生した「PUHAAH」は、スポーツの後に美味しく飲める味わいに仕上げられているのが特徴。アロマホップによる華やかな香りと、麦芽由来のほのかに濁ったライトイエロー、ビールを思わせる苦味とすっきり爽やかな後味を備えている…とのこと。スポーツ関連のトップメーカーが満を持して発表したビアテイストのドリンク、果たしてその味わいはどうなのか……実飲にてしっかり確かめてみたいと思います!

フルーティーな軽快で飲みやすいノンアルクラフトビール「PUHAAH(プハー)」

「PUHAAH(プハー)」330ml 410円(税込)
「PUHAAH(プハー)」330ml 参考価格6本入り 3240円(税込)

 実飲にあたり、運動後の飲料とのことなので、「一汗かく前とかいた後で、味の変化を対比」してみることにしました。ということで、まずは運動なしのフラット(?)な状態でテイストをチェックしてみたいと思います。

通常のビールよりも濁りが若干強く、泡も細かくなっています
通常のビールよりも濁りが若干強く、泡も細かくなっています

 冷蔵庫でしっかり冷やし、グラスに注いでグイっとひと口。細かい泡の感触に続いてフルーティーな香り、ホップ由来の軽い苦味が広がります。ビール感は口に入ってすぐのタイミングで感じられますが、苦味の質はグレープフルーツの皮目の味に近いイメージです。気持ち渋味に寄せたビア風のテイストが舌の奥の方に、フルーティーさが口の中にそれぞれ残る感じです。

運動後でどう変わる? 実際に検証してみた!

 さて、この味わいが一汗かくことでどんな風に変わるのか? そもそも、一汗かいたぐらいで味わいが変わるものなのか? 30~40分ほどウォーキングして、準備を整えます。

 距離にして約4km、40分ほど歩いてきました。普段あまり歩いていないせいか、膝と腰がかなり来ちゃってますが…それはさておき。薄っすらながらも無事にひと汗かけたところで、「PUHAAH」の味わいに変化を感じられるのかどうかをチェック。プシッと栓を開け、グラスに注いでゴクゴクっ……うーん、ウマい(笑)! 身体の水気が少しでも抜けたせいか、フルーティーな味わいとすっきり感が際立つ一方で、少ない苦味がさらに抑えられた感じです。

 細かい泡の刺激も非常に心地よいです。なるほど、これは確かに運動後に飲むのがベスト。こうなると、お試しの一杯目が実に勿体なく感じますね(苦笑)。2杯目は一気に飲み干し、お約束の「プハー」でフィニッシュ。ごちそうさまでした!

まとめ

「PUHAAH」のラベル。共同開発したのは、クラフトビールで有名な『南信州ビール』
「PUHAAH」のラベル。共同開発したのは、クラフトビールで有名な『南信州ビール』

 フルーティーな香りの中にビールの主原料であるホップの香りと苦味を残し、炭酸でゴクゴク飲める仕様。ノンアルコールビールほどのビールっぽさはなく、炭酸水よりもフレーバー感があり、それでいて甘さがほとんど感じられないちょっとクセのあるテイストは、「スポーツ後の引用目的に開発」(公式より)されたというのも納得の味わいでした。今回は運動なし&軽い運動の後の実飲でしたが、ハードな運動後やサウナの後、お風呂上りなど、身体の水分をしっかりと抜いた後に飲むとその印象は一層大きく変わるかもしれません。

『ミズノ』がクラフトビールメーカーとの協業で作った、アフタースポーツ向けのビアテイスト炭酸飲料「PUHAAH」。ミズノ公式オンラインサイトや大手ECサイトなどで販売していますので、この機にぜひお試しくださいませ!

(撮影・文◎河西まさあき)

●DATA

PUHAAH

販売:『ミズノ』公式オンラインサイト及び大手ECサイトなど
https://jpn.mizuno.com/