最強のコンビニチキンはコレだ! セブン、ファミマ、ローソンのフライドチキン12個を食べ比べてみた

セブンイレブンの「ななチキ」は総合力の高さが光る

ななチキ(241円)
ななチキ(241円)

 コンビニの王者セブンイレブンは、最後発として、2016年からフライドチキンに力を入れ出しました。そして2023年9月時点で、4種類のフライドチキンが存在。果たしてその味は……。

 まず、プレーンの「ななチキ」。オーソドックスなふっくらとした食感で、塩味がガツンときます。肉の旨みが前面に出てきて食べやすく、満腹感もしっかり。総合力に秀でたチキンでした。

【総合評価:★4】
肉質:★★★☆☆
旨さ:★★★★☆
量 :★★★☆☆
価格:★★★☆☆

セブンイレブン「ななチキ ペッパー&ガーリック」

ななチキ ペッパー&ガーリック(251円)
ななチキ ペッパー&ガーリック(251円)

 続いては「ななチキ ペッパー&ガーリック」。袋を開けた瞬間に、ふわっとスパイシーな香辛料の香りが漂ってきて、食欲をソソられます。

 いざ実食。イメージ通り、 味が濃い! 炭酸系の飲み物かビールがほしくなりますね。衣の味がけっこう強いので、単体で食べるよりも、おつまみとして楽しむのがよさそうです。

【総合評価:★3】
肉質:★★★☆☆
旨さ:★★☆☆☆
量 :★★★☆☆
価格:★★★☆☆

セブンイレブン「ななチキ 辛ペーニョ」

ななチキ 辛ペーニョ(251円)
ななチキ 辛ペーニョ(251円)

 どのコンビニにもあるのが、唐辛子系のフライドチキン。セブンイレブンでは、「ななチキ辛ペーニョ」という名前でショーケースに並んでいます。

 袋をビリッと開けると、唐辛子の香ばしい匂いがツンと鼻を抜けていきました。ガブリとひと口食べてみると、舌がピリリと刺激を受けて、その後に肉の旨味が口内に広がりました。そして思ったより辛い! 汗をかいた後のエネルギー補給に食べたくなるチキンでした。

【総合評価:★3】
肉質:★★★☆☆
旨さ:★★★☆☆
量:★★★☆☆
価格:★★★☆☆

セブンイレブン「揚げ鶏」

揚げ鶏(241円)
揚げ鶏(241円)

「ななチキ」が販売される以前、セブンイレブンは独自のフライドチキンで勝負をしていました。それが、この「揚げ鶏」です。筆者も大好きで、昔はよく働いた後にコンビニに寄って食べていました。

 かじると、パリッとした衣を突破した後に、鶏肉の肉汁がジュワワっとあふれ出てきます。お肉の味が強すぎないので、いくらでも食べられそう。セブンイレブンのフライドチキンでは、揚げ鶏が最も総合力が高いと思いました。

【総合評価:★4】
肉質:★★★★☆
旨さ:★★★★★
量 :★★★☆☆
価格:★★★☆☆