『吉野家』の「アタマの大盛」の肉量は果たして多い? 少ない?

そんなわけで、『吉野家』、『松屋』、『すき家』に行って、「アタマの大盛」に相当する商品をテイクアウトしてきました。買ってきたのは下の3つ。
・吉野家:「アタマの大盛」569円
・松屋:「あたま大盛」530円
・すき家:「中盛」580円
では、計量していきます。対象は、肉、玉ネギ、ごはんの3つ。まずは『吉野家』。肉量67g、玉ネギ19g、ごはん253gでした。

続いて『松屋』。ちなみに松屋では、ごはんの上に具材を直盛りするか、セパレートにするかを無料で選べます。これは嬉しいサービスですね。

その『松屋』の「あたま大盛」を計量すると、肉116g、玉ネギ10g,ごはん208gという結果に。ただし、具材の方に汁がたっぷり残っていたので、これをごはんにかけると、ごはん量は230gになりました。

最後は、『すき家』です。こちらを計測すると、肉96g、玉ネギ10g、ごはん273gでした。

というわけで、3店舗のアタマの大盛り系商品の計量を終えたので、表にまとめてみました。

まとめてみると一目瞭然。肉量No.1は116gの『松屋』、第2位は96gの『すき家』、そして明らかに少ないのは67gの『吉野家』。この記事の最初に掲げた「吉野家の肉量は多いのか少ないのか」という疑問については、大手牛丼チェーン3つの中では、吉野家の肉量が最も少ないという答えが出たわけです。
そしてもう1つ、『吉野家』の玉ネギ量は他2店と比べると倍くらい多いということもわかりました。
まとめ
というわけで結論は、『吉野家』の肉量はアタマの大盛りでも肉量は他店よりはるかに少ないということでした。ちなみに玉ネギと合算しても86gで、吉野家アタマ大盛りの“アタマ”は100g以下。(松屋のアタマは126g、すき家のアタマは106gです)
肉をガッツリ食べたいと思っているなら、ダントツで肉量が多い『松屋』に行くのが正解ということになります。
しかし、牛丼には人それぞれ、好みがあるのもまた事実。せっかくなので、大手牛丼チェーン3社の牛丼の味も比較してみたいと思います。