カロリー2000kcal超! 吉野家の「スタミナ超特盛丼(追い飯付)」を食べてみた

カロリー2000kcal超! 吉野家の「スタミナ超特盛丼(追い飯付)」を食べてみた
食楽web

 “うまい、やすい、はやい。”でお馴染みの大人気牛丼チェーン『吉野家』では、9月30日より新メニュー「スタミナ超特盛丼」の販売をスタート。早くも多くのお客さんからオーダーを受ける人気メニューの仲間入りを果たしています。

 新メニュー!? と疑問符を付けられた方、はい正解です。実はこの「スタミナ超特盛丼」は今年の4月末に登場したばかりのメニューで、今回はいわばリニューアル版。ざっくり説明しますと、丼に使用している肉は牛・豚・鶏の3種類で、その量はお店の看板メニュー「牛丼(並)」の具材量に換算すると3倍超! 1700kcalだった総カロリー数も、特製の「食べるラー油」と「追い飯」が追加されたことで2000kcalと大幅にアップするなど、“吉野家史上最大のボリューム”を謳うに相応しい食べ応えを備えています。

 そこで、さっそくお店で実食していまいりましたよ!

イートイン877円、テイクアウト888円(ともに税込)
イートイン877円、テイクアウト888円(ともに税込)

 オーダーしてから待つこと約2分、丼が運ばれてきました。まるで“味噌汁がご飯になってる!?”という、間違い探しの回答のように寄り添う「追い飯」の存在に多少以上の違和感を覚えつつ、玉子を丼の中央に乗せてさっそく実食開始です。

 具材は冒頭でも触れたように牛肉と豚肉、鶏肉の3種類。まずは鶏肉から…しっかりプリプリ感があります。ニンニク特製たれの醤油香ばしい風味と旨み、そして今回新たに加わった「食べるラー油」の辛すぎない辛味と細かく砕かれたフライドガーリックが、食欲のスイッチをバチッとONにしてくれます。

 続いては牛肉。こちらは「牛丼」の肉よりも厚めになっていて、特製たれとの絡みも絶妙です。そして豚肉も同様、柔らかさを損なわない厚さ、脂身と肉の旨さと特製たれがバッチリ合います。あまりに特製たれと食べるラー油がマッチしすぎて、今食べているのが牛なのか豚なのかがわからなくなってます(さすがに鶏はわかる)。こんなバカ舌が食レポなんかして、本当に大丈夫なのか…。でもウマい、ウマすぎる。箸からスプーンに替えて、玉子の黄身をご飯と肉に纏わせて食べやすくしてしまうほど美味いんです。

 そしてご飯と肉を半分ほど食べ終えたところで、別添えの「追い飯」を丼にイン。『吉野家』によると「春先の販売時に追加オーダーが多かったということでメニューに加えた」ということなんですが…なるほど、納得。特製たれと「食べるラー油」でご飯がいわゆるつゆだく状態になっているため、ここに「追い飯」があることによって“もうちょっと白飯で肉を食いたい”という願いが叶ってしまうんです! 

 ニンニク系のネックになる「強い風味と旨みに慣れて味が平坦に」は、同じく別添えのマヨネーズが見事にクリア。ビーム状にチャーっとかければ、それほどマヨマヨしくない酸味がちょうど良く味変してくれます。これはよくぞ付けてくれたと褒めてあげたくなるほど絶妙です。

 さすがに牛丼を平らげるほどの速さではありませんでしたが、2000kcalオーバーも「追い飯」も何のその。思っていた以上にあっさりと完食できました。ああ、フライドガーリックの余韻が心地よい…ごちそうさまでした!

マヨネーズをかけることでマイルドに
マヨネーズをかけることでマイルドに

 まだ食べたことないという方は、メニュー写真を見て「一体どんな大きさ&量の丼なんだろう…完食できるのか!?」となるかもしれませんが、これはひとえに「追い飯」の写真が小さ目になっているのが悪い(笑)。実食の際に撮った写真を見ての通り、メインとなる超特盛丼の丼サイズが思ったほど大きくないので、安心してオーダーしてください。あと、マヨネーズで味変こそできますが、食中と食後に意外と物足りなさを感じてしまうのが“食感”です。キムチやお新香を追加してさらなるアクセントを加えると、より一層バクバクいけちゃうと思いますのでオススメしておきます。

 今回の「スタミナ超特盛丼」。何より嬉しいのは期間限定ではなく、いつでも食べられるレギュラーメニューであること。テイクアウトもできますので、ぜひ存分にお腹を空かせてから『吉野家』へ向かってくださいね!

●DATA

『吉野家』スタミナ超特盛丼

販売:一部店舗を除く全国の『吉野家』
※販売のない店舗は公式HPにてご確認ください)
https://www.yoshinoya.com/