ミニストップにさつまいもを贅沢に使った「秋限定ソフトクリーム」が登場！ さっそく食べてみた

●SNSで常に話題になる『ミニストップ』の秋スイーツを調査。芋を使った絶品スイーツを食べてみた

　充実のフードメニュー＆デザートメニューがお客さんのハートを鷲掴みしている人気コンビニエンスストア『ミニストップ』では、秋の味覚を代表するさつまいもを使った新作スイーツを販売しています。

　今回ピックアップしたのは、8月25日に発売が開始された「台湾蜜いもソフト」と「プレミアム紅はるかソフト」の2品。前者は蜜をたっぷり含んだ“台湾蜜いも”を、後者は鹿児島県産のブランドさつまいも”紅はるか”を使用した、どちらもお芋好きには堪らないソフトクリーム仕立てのスイーツとなっております。これはもう、食べてみなければ話が進まないでしょということで、さっそく最寄りの『ミニストップ』で現物を購入。気になるテイストを詳しくレポートしたいと思います！

“温×冷”を同時に楽しめる「台湾蜜いもソフト」

　まずは「台湾蜜いもソフト」。こちらはお店の看板メニュー「ソフトクリームバニラ」と、蜜を豊富に含んだ焼き芋「台湾蜜いも」を組み合わせたもので、何と焼き芋は温かい状態で提供。“温×冷”を同時に楽しめるという、『ミニストップ』ならではのオリジナルな構成となっています。

　では、ソフトクリームが溶けてしまわないうちに”台湾蜜いも”から実食。スプーンで断面からお芋をすくって、ひと口。ねっとりとした食感に続いて、お芋の甘さがじわっと広がります。あれ、思ったほど甘みが強くないな。これはソフトクリームと一緒に食べた方がいいかも…ということで、おいもにソフトクリームをしっかりと纏わせてパクッ。ソフトクリームのすっきり滑らかな舌触りとミルキーな甘さが、お芋の濃密な食感と甘さとバッチリ合います。

　お芋は蜜の濃いところと薄いところ、またソフトクリームに接して冷えたところと温かさが残る中心部で味わいが違っていて、スプーンを挿し込むたびに味わいがナチュラルに変化します。ちなみにお芋は皮が付いた状態ですが、口の中で全く気になりません。それどころか、皮の下が蜜の濃いゾーンになっていて、スプーンを挿し込むとお芋を皮ごと、そしてソフトクリームを同時にすくう形となり、美味。ごろっと2個のお芋と、お芋の熱でとろっと緩くなったソフトクリームをいとも簡単に食べ切ってフィニッシュとなりました。

濃厚な芋の味がスゴい！「プレミアム紅はるかソフト」

　続いては「プレミアム紅はるかソフト」。ベースとなるソフトクリームだけでなく、見目麗しいモンブランクリーム、そして表面に散らしてある粒つぶ（芋けんぴチップ）にも紅はるかを使っているとのこと。ちなみに容器はコーンと紙カップを購入時に選べるようになっており、今回は紙カップをチョイスました。

　ファーストタッチは気になって仕方がなかったモンブランクリームから。スプーンですくってペロリ。うーん、濃密！　濃ゆい甘さと芋感をわずかに残した舌触り、芋けんぴチップのカリカリっとした食感とキャラメルやザラメのような純度の高い甘みと、ひとさじで色々な味わいが確認できます。

　そして主役の紅はるかソフトクリーム。こちらは一転して、滑らかな舌触りとミルキーな味わい、紅はるかのコク深く優しい甘さが広がります。通常のバニラソフトもかなりのハイクオリティですが、紅はるかペーストをブレンドしたことで美味しさだけでなく、グレードがさらに高くなった感じがします。甘～い味わいを存分に楽しんで、こちらも無事完食。ごちそうさまでした！

まとめ

「台湾蜜いもソフト」は、冷たいソフトクリームと温かい蜜いもを同時にいただくという斬新なスタイル。冷たくて甘いクリームを纏わせることで、蜜いもをより美味しく食べられるといった感じです。蜜いもが大きめで、それなり以上の食べ応えがある点もナイス。テイクアウトもできますが、蜜いもを冷やさず、またソフトクリームの溶けが進みすぎないよう、買ってからすぐに食するのが絶対のオススメです。

　そして「プレミアム紅はるかソフト」。モンブランクリーム、ソフトクリームとも、“紅はるか”の特徴であるコク深い甘さと濃密な味わいをしっかりと感じさせる仕上がり。プレミアムの名に恥じない上質な美味しさは、食べてみる価値大アリの逸品でありました。

　どちらも400円超えと、コンビニオリジナルアイスとしては結構強気な価格となっていますが、食べてみればなるほど納得のハイクオリティ。夏の終わり＆秋の始まりに相応しい『ミニストップ』の秋の新作スイーツ、ぜひお試しくださいませ！

（撮影・文◎河西まさあき）