丸亀製麺のうどん総選挙1位の「タル鶏天ぶっかけうどん」が復刻。さっそく食べてみた

丸亀製麺のうどん総選挙1位の「タル鶏天ぶっかけうどん」が復刻。さっそく食べてみた
「タル鶏天ぶっかけうどん」(並:690円、大:800円、得:910円)。鶏天が4個ものっかっています | 食楽web

 全国で大人気のうどんチェーン『丸亀製麺』が、今年で創業20周年を迎えるに当たり、記念企画として「あなたが選ぶ!うどん総選挙」を実施したのがこの7月。これまでに販売してきた季節限定うどんより選抜された14品の中から、栄えある1位に選ばれたのが、ズバリ「タル鶏天ぶっかけうどん」でした。

 というわけで、9月29日から11月中旬ごろまで、期間限定で復刻販売されるそうです。しかも同時に「赤タル鶏天ぶっかけうどん」と「追加タルタルソース(追いタル)」も登場するとのこと。改めて、人気投票1位の味を確かめるべく、ひと足先に取材に行ってきました。

「タル鶏天ぶっかけうどん」は温かいものor冷たいものが選べますが、今回は夏らしく冷たいほうをいただきます。トッピングは大きめの鶏天が4個も! まずはその鶏天からいただいたのですが、パリッとした衣にやわらかくてジューシーな鶏肉のクオリティの高さにびっくり。濃厚な肉の旨みが口いっぱいに広がります。そういえば、丸亀製麺の天ぷらの中でも、かしわ天はかなり人気とのこと。さすがの美味しさです。

柚子の風味がたまらないタルタルソースもたっぷり添えられます
卵感がたまらないタルタルソースも柚子皮とともにたっぷり添えられます

 そして肝心のうどんは、弾力とコシが抜群。一見、うどんには不似合いかと思われるタルタルソースですが、これをうどんにからめると、よりキリッとした爽快感が出てくるから不思議です。タルタルソースにのった柚子皮が、クール感もいっそう高めてくれます。しかも出汁に溶け込むと、ほのかな甘みも加わってさらに複雑で濃厚な味に。うどんもますます進み、勢いよくすすり込んでしまいました。

「赤タル鶏天ぶっかけうどん」(並:740円、大:850円、得:960円)。特製ラー油で旨辛い味に仕上げられています
「赤タル鶏天ぶっかけうどん」(並:740円、大:850円、得:960円)。特製ラー油で旨辛い味に仕上げられています

 一方の「赤タル鶏天ぶっかけうどん」は2種類のラー油を合わせた特製ラー油を使用しているのが特長です。その名の通り旨辛系のうどんで、鶏天にも唐辛子が。これがとにかく辛い。しかし旨い! ビリビリと刺激が迫ってきますが、これがかえって食欲をかき立ててくれます。

 ちなみに辛いものが苦手な人は、タルタルソースをからめたうえで水菜や玉ねぎと一緒にすすれば辛さが緩和されますよ。タルタルソースは追加も可能(通称「追いタル」)。わさび、明太子、しょうが+ねぎ+だしソース、ねぎ+七味+だし醤油、すりごま等、丸亀製麺で楽しめるトッピングでアレンジもできます。

追加タルタルソース30円。手前左からねぎ+七味+だし醤油、すりごま、奥左からわさび、明太子、しょうが+ねぎ+だしソース。ちなみに2倍60円、3倍90円、4倍120円、5倍150円という設定
追加タルタルソース30円。手前左からねぎ+七味+だし醤油、すりごま、奥左からわさび、明太子、しょうが+ねぎ+だしソース。ちなみに2倍60円、3倍90円、4倍120円、5倍150円という設定

 しかし、うどん×タルタルソースという発想、めちゃくちゃ斬新ですよね。いざ食べてみると、和風の出汁と意外にもマッチしていて、さすがはうどんを知り尽くした丸亀製麺です。きっと食文化はこうやって進化していくんでしょうね。ちなみに「タル鶏天ぶっかけうどん」「赤タル鶏天ぶっかけうどん」はいずれもサイズが並・大・得と3段階。温or冷も選べて、テイクアウトもできます。前述の通り、販売期間は9月29日から11月中旬ごろまで。この機会にぜひ人気投票No.1うどんの実力を試してみてください。

(取材・文◎松本壮平)

●DATA

丸亀製麺

https://www.marugame-seimen.com/

※価格はすべて税抜です