肉だけでなく魚の低温調理にも大活躍
手の込んだ魚料理を作る機会はなかなかないと思うのですが、簡単なのに手が込んでいるように見える魚料理も作れるのがBONIQのいいところです。今回挑戦したのは、「赤ワイン漬けまぐろのコンフィ」。そもそも自宅でコンフィを作った経験がない筆者でも、低温でじっくり加熱することの難しさは容易に想像できます。
用意するのは、厚さ約2cmのまぐろの赤身の柵、しょうゆ大さじ1杯、火にかけてアルコールを飛ばした赤ワイン大さじ1杯。これらをフリーザーパックに入れて空気を抜いて密閉し、BONIQを46℃、30分にセットした鍋に入れます。


完成して2cm幅にカットしたまぐろに、オリーブオイル、ハーブ、こしょう、ピンクペッパーをトッピングしたものがこちら。見た目にも華やかで、おもてなし料理としても活躍しそうです。

肝心の味はというと、まぐろにしっかり味が入っており、スパイスやハーブが単調な味わいにアクセントを与えてくれています。まぐろの食感は、刺し身とソテーの中間のようで、とてもまったりした舌触り。パンに挟んでリッチなサンドウィッチにするのも良さそうです。
今回作った3品は他のスタッフにも食べてもらったのですが、やはりコンフィが断トツ人気。こんなオシャレな料理が、ほとんどほったらかしでできるとは思いもしなかったそうです。
最近では、他ブランドで並行輸入品の低温調理機も出ていますが、BONIQには1年間のメーカー補償がある点や、家電量販店で購入できる点が、大きなメリットかと思います。
毎日の食事に使うにはやや面倒ではあるものの、BONIQがあれば家での食事が楽しくなることは間違いありません。家族や友人とのハレの日の食事をワンランクアップしたい人は必見の調理家電です!
●DATA
>>BONIQ
●著者プロフィール
取材・文/今西絢美
編集プロダクション「ゴーズ」所属。デジタル製品やアプリなどIT関係の記事を執筆するかたわら、“おいしいものナビゲーター”として食にまつわる記事も執筆中。旅先でその土地ならではのローカルフードを探すのが好き。