●京都のイメージを覆す、安くて旨い居酒屋『庶民』はなぜ、人気なのか? 実食調査してきた。
京都でグルメというと、高級な京料理の店がいっぱいあるイメージ。庶民の味方である居酒屋だって高そう……。そんな京都に、ある意味スゴすぎる立ち飲み居酒屋があります。その名もズバリ、『庶民』。京都でも指折りの人気居酒屋となっています。
あまりにもストレートでワクワクが止まらない店名。安くて美味しいお酒と食べ物にいっぱい出会えそうな予感を胸に実際に食べに行ってきました。
四条大宮駅からすぐ、おじさんの看板が目印の『庶民』
お店があるのは四条大宮。阪急の駅を下りると駅前ロータリーに直結して、何やら親しみしかないシルエットの看板を発見。このおじ様の看板のお店こそ『庶民』です。
まだ少し明るい内にお店に到着。中をのぞいてみると、人気店らしくすでにお客さんでいっぱいです。順番待ちの名簿とかあるかな? と思ってお店の人に声を掛けてみると「入れますよー」とのこと。
「一番奥へどうぞー」と言われ、満員っぽいお店を奥へ奥へ進んで行きます。京都といえば入り口が狭くて奥へのびる、鰻の寝床などと呼ばれる建築様式が有名ですが、それとは全然別な省スペースの極みといった細長い店内になっています。
満員に見えてもそれぞれの人が少し詰めると1人入れるシステムで、収容可能人数は意外と多く、一番奥に座ることができました。