入手難易度がヤバいが旨い! ビアードパパの全国5店舗でしか買えない激レアシュー「塩豆大福シュー」を食べてみた

入手難易度がヤバいが旨い! ビアードパパの全国5店舗でしか買えない激レアシュー「塩豆大福シュー」を食べてみた
食楽web

●『ビアードパパ』の期間限定・店舗限定・季節限定の“トリプル限定シュー”を調査。全国5店舗だけで発売される「塩豆大福シュー」を手に入れてきた!

 オーダーを受けてからシュー生地にクリームを注入して仕上げる“作り立てオリジナルシュークリーム”が大人気の専門店『ビアードパパ』では、4月30日までの期間限定&数量限定&5店舗限定で季節限定イベントシュー「塩豆大福シュー」を販売しています。

購入当日(販売初日の4月1日)は開店後から1時間経過後(実際にはさらに10分遅れ)に販売がスタート(食楽web)
購入当日(販売初日の4月1日)は開店後から1時間経過後(実際にはさらに10分遅れ)に販売がスタート(食楽web)

 粒の黒豆を入れて仕上げたしっとりもちもちのシュー生地に、北海道十勝産の粒あんを使ったあずきクリームを充填した、その名の通り“塩豆大福”を彷彿させる味わいなんだとか。誰もが思うであろう「シュークリームなのに塩豆大福…!?」の真相を確かめるべく、東日本エリアでは唯一の販売店舗となる東京・JR新橋駅至近の「ウィング新橋店」にて現物を購入。気になるその味わいを詳しくレポートしたいと思います!

こちらが現物。1個250円(税込)
こちらが現物。1個250円(税込)

 透明の小袋に入った「塩豆大福シュー」を取り出すと、その感触が既によく知るシュークリームではないことに気が付きます。一言でいえばしっとり柔らか。表面が乾いていることもあって指先がベタつくことはありませんが、重さとサイズ感、そして生地の中にポツンポツンと紛れ込んでいる黒豆と、その姿は薄く黄色味がかった大福です。

 充填されているあずきクリームを確認すべく、包丁でシュー生地をカット。生地の厚さは上部が薄めで下部は厚め。内側は外側に比べてかなり潤った状態で、気持ち硬めに練られたもっちもちの食感です。控え目な甘さの中にほんのりと塩味が入り、ほくほくの黒豆がちょうどよいアクセントになりますね。

 そして肝心要のあずきクリームをチェック。クリームにあずきをブレンドしているようで、艶やかな滑らかさの中にあずきの皮や実のざらっとした食感が溶け込んでいる感じ。口に入れた瞬間の強い甘みは舌の上ですうっと消えていき、クドサやしつこさといったネガな味わいは皆無です。大福ライクなシュー生地との相性は、いうまでもなく抜群! シュー生地自身の味と塩味、独特の食感が、あずきクリームの甘さと美味しさを引き立てます。

 まるで洋風の大福といわんばかりの美味しさに魅了され、「1個だけ買って帰るのは忍びないよなあ」との取って付けたような理由で買った2個目を瞬殺で平らげて、無事完食となりました。ごちそうさま!

まとめ

東日本エリア唯一の販売店「ウィング新橋店」
東日本エリア唯一の販売店「ウィング新橋店」

 シュークリームではないけれど、大福かといわれるとちょっと違う。何とも立ち位置が微妙なところにあるテイストでしたが、あくまでもこれは食感に限った話。生地の塩っ気の加減がちょうどよく、後を引かないあずきクリームの甘さもハイクオリティと、スイーツとして見るならば文句なしに美味しい一品でした。

 全国に251店舗(4月1日現在)と大きく展開している『ビアードパパ』のうち、販売は東日本エリアでは今回購入した「ウイング新橋店」のみで、西日本エリアの4店舗(下記参照)を合わせてもわずか5店舗。さらに数量限定での販売とレア度が非常に高くなっている「塩豆大福シュー」。もしもお住まいが販売店舗の近隣にあるというウルトララッキーな方は、ぜひ入手して「何だこれは…あ、うんめえ」と驚くこと間違いなしの不思議な味わいを体感してみてください!

(撮影・文◎河西まさあき)

●DATA

塩豆大福シュー

期間:2023年4月1日(土)~4月30日(日)※期間限定・数量限定
販売:『ビアードパパ』ウイング新橋店(東京都)、名鉄サンロード店(愛知県)、エトレ豊中店(大阪府)、阪急塚口店(兵庫県)、イオンモール伊丹店(兵庫県)
https://www.beardpapa.jp/