『肉めし 岡もと』でガッツリ系なのにさっぱり旨い「浅漬け肉めし」を食べてみた

『肉めし 岡もと』でガッツリ系なのにさっぱり旨い「浅漬け肉めし」を食べてみた
食楽web

●『肉めし岡もと』の新商品を調査。どっさり浅漬けにふんわりとろろ昆布の「浅漬け肉めし」を食べに行ってきた

 こだわりの割り下と秘伝のかえしでじっくり煮込んだ牛バラ肉や豆腐などをどさっと載せた看板メニュー「肉めし」が、毎日頑張るサラリーマンを中心に圧倒的な支持を獲得している『肉めし岡もと』では、ただ今期間限定にて新メニュー「浅漬け肉めし」を販売しています。

店頭POP
店頭POP

 その内容はというと、これが至ってシンプル。「肉めし」の上にきゅうりと白菜の浅漬けをこんもりと乗せ、その上にとろろ昆布をかけて仕上げた一品です。容易に想像が付くほどの好相性&ノーサプライズの組み合わせだけに、ただただ美味しく食べてごちそうさま! となりそうな今回の実食。ベースとなる「肉めし」の紹介も兼ねて、そのテイストを詳しくレポートしていきます。

浅漬けと肉めしの相性は? 「浅漬け肉めし」を実食!

「浅漬け肉めし」979円(税込)。メニュー写真ほどではありませんが、浅漬けの量自体は十分すぎるほどのたっぷり目
「浅漬け肉めし」979円(税込)。メニュー写真ほどではありませんが、浅漬けの量自体は十分すぎるほどのたっぷり目

 カウンター越しに見える厨房で、店員さんが「肉めし」を盛った丼にトングで緑色の具材を積み重ねています。わくわくしながら待つこと20秒、待望の丼が運ばれてきました。煮込まれた感がひしひしと伝わってくる牛バラ肉の粒の上に、浅漬けととろろ昆布がこんもりと盛られています。浅漬けの美しい白と緑、そして肉からの甘い香りとともにとろろ昆布から漂う芳しい風味が食欲を心地よく刺激します。

ごろっと感のある牛バラ肉は、脂身はとろぷり、肉は繊維がほどけるほろほろ状態です
ごろっと感のある牛バラ肉は、脂身はとろぷり、肉は繊維がほどけるほろほろ状態です

 まずはメインの「肉めし」から実食。メインの牛肉は大きさがおおむね3cm四方で、箸の力を加減しないと崩れてしまうほどの柔らかさです。慎重に口へと運ぶと、煮込みダレの甘い味わいとともに繊維がほろっとほどけた肉と脂身のぷるんとした食感、肉全体の旨みがぶわっと広がります。もちろん、白飯との相性はバッチグー。肉と一緒に煮込まれて柔くなったごぼうにこんにゃく、くたくたになった玉ねぎ、そして煮込まれ過ぎて箸で持てる硬さになった豆腐と、全ての具材がご飯を否応なしに進めさせてくれます。

浅漬けはきゅうりと白菜。漬かり具合は文句なしです!(食楽web)
浅漬けはきゅうりと白菜。漬かり具合は文句なしです!(食楽web)

 続いては浅漬けととろろ昆布。浅漬けの野菜はカットされたきゅうりと白菜のふたつで、まさに浅漬けの王道。どちらも瑞々しさがありながらシャキシャキの食感がしっかり残り、程よい塩気と旨みが絶妙です。

とろろ昆布が良いアクセントに
とろろ昆布が良いアクセントに

 これに浅漬けの水気を吸ったとろろ昆布のとろみと旨みがプラスされ、「肉めし」の強い味わいに対してナチュラルにワンクッションを入れてくれます。浅漬け、肉、肉、めし、肉、浅漬けと、口へと運ぶ順番にもアクセントをつけながら食べ進め、息つく間を作ることなくペロッと完食。ごちそうさまでした!

まとめ

 実は『肉めし岡もと』のメニューに「お新香きゅうり」はあっても「浅漬け(漬け物)」はなく、今回の「浅漬け肉めし」が実質的に記念すべき”浅漬けデビュー”だった今回の「浅漬け肉めし」。実食前に抱いていたイメージ通り、「肉めし」との相性は文句なし。白菜、きゅうりともに多めですが量は全く気にならず、とろろ昆布を合わせたのも味わい的にいいアイデアと感じさせるものでした。

 食べて損なし、大満足間違いなしの「浅漬け肉めし」。新橋店と御徒町店に加え、6月23日にオープンしたばかりの足立入谷店でも提供していますので、お近くにお住いの方はもちろんのことはるばる遠征という方も、ぜひ実食して舌鼓を目一杯打ち鳴らしてみてください!

(撮影・文◎河西まさあき)

●DATA

浅漬け肉めし

期間:2023年8月23日(水)~ ※期間限定・なくなり次第終了
販売:『肉めし岡もと』新橋店・御徒町店・足立入谷店
https://www.arclandservice.co.jp/29okamoto/