勝手に刃が吸い込まれていく! 驚きの切れ味
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試しに食パンをカットしてみると、予想外の感触……。刃を食パンに軽く当てているだけなのに、まるでパンに吸い込まれるように刃がスーッと沈んでいきます。何もしていないのに勝手に切れていく感覚。パンナイフを使うときのように前後に動かしたりする必要もなく、ただ“あてるだけ”で美しく、そして素早く切れたのです。

まるでパン屋さんのスライサーでカットしてもらったみたいです。断面の美しさはもちろん、ものすごい切れ味でパンをスパスパと切る快感がたまりません。これはクセになりそう!
他の食材もどんどん切ってみましょう。
いくらなんでも薄すぎる!潰れやすいトマトもこの通り

切っている途中で潰れやすく、スライスするのが難しいトマトもこの通り。向こう側が透けて見えるほどの薄さです。ここまで薄く切ることができれば、飾り付けの幅が広がりそうですね。トマトのジュルジュル部分が飛び出ることもありませんでした。
柔らかい大福やフルーツも形をキープ

「いちご大福」をカットしてみても、この結果。かなり難易度の高い食べ物でも、美しい断面を作ることができました。よ~くご覧ください。大福もいちごも、まるで切られたことに気がついていないかのように、そのままの状態。ブレードの動きが早いからでしょうか? 刃に大福がこびりつくこともありませんでした。
お肉もおまかせ!お店の薄さを家で再現できる「ローストビーフ」

お店で出てくるような薄さにするのが難しいローストビーフもこの通り。あまりにスイスイ切れるので、あっという間に丸1本切り終えました。いつもあんなに苦戦していたのがウソのよう。薄く切れるので、いつもよりお肉が柔らかくおいしく感じました。
調査結果
ずっと気になっていた「エレクトリックナイフ Slim」は、期待通りの切れ味と美しい断面を見せてくれました。これまで切るのが難しくてストレスを感じていた食品も「エレクトリックナイフ Slim」を使えば、逆に快感を感じてストレス発散になったり。動作音は多少気になるものの、許容範囲です。食べ物において「断面の美しさ」の重要性を改めて気づかせてくれた便利家電でした。
(撮影・文◎佐々木 舞)
●著者プロフィール
佐々木 舞
「美味しい」を求め、毎月お給料の半分以上が食費に消える元グルメリポーターのwebライター。美味しいモノがあると聞けば躊躇なく国境も越える食マニアで、これまで食べ歩きした国は60カ国以上。日本のご飯が世界で一番好き。そんな私が見つけた絶品グルメをご紹介します。