東京・上野。東京でも屈指の新旧の飲食店がしのぎを削り合う街であり、特にJRの高架に面したアメ横界隈には「いい店」が点在していることでよく知られています。エリア内には古き良き味を守り続ける町中華の店が複数ありますが、その中でも正統的な味を提供し続けてるのが『珍々軒』です。
店舗はオープンエアとなっており、半分外に位置するテーブルで絶品の町中華をいただけば、昭和にタイプスリップしたかのような雰囲気を楽しめます。『珍々軒』のメニューは、町中華のそれを踏襲したメニューが大半ですが、筆者がこちらで猛烈に推したいのが「炒め物」です。
野菜炒め、肉ニラ炒め、しょうが焼きなどもありますが、筆者はいつもド定番の「湯麺」(税込700円)か、「炒飯」(税込700円)をいただきます。店舗に響く中華鍋の音を聞きながらいただくと、より美味しさが増すような気もします。というわけで今回はこの『珍々軒』でド定番の湯麺と炒飯をいただくことにしました。