浅草芸人も足繁く通う老舗食堂『水口』の絶品メニュー「いり豚」を食べてきた!

浅草芸人も足繁く通う老舗食堂『水口』の絶品メニュー「いり豚」を食べてきた!
浅草・六区の路地裏にある名店中の名店『水口』の定番メニュー「炒り豚」 | 食楽web

 東京・浅草エリアには名物と呼ぶべきメニューを出す飲食店が数多くある一方、観光客目当てなのか、はたまたテナント代が高いからなのか、他エリアに比べて食事をする際「高い」印象もあります。

 しかし、観光客はほとんどおらず地元客か常連さんの間に厚い支持を受ける飲食店も確かにあり、そういったお店では「浅草でしか味わうことができない」特別なメニューを出すところもあります。浅草・六区の小さな路地に店を構える『水口』もそういった“いい店”の代表格です。

『水口』の店頭
『水口』の店頭

 メニュー構成は古き良き和食・洋食を中心とし、ランチに、夕飯にと多種多様な楽しみ方ができます。土日祝の日中は場外馬券場が近くにあることもあり、店内のテレビに流れる競馬中継を観ながら馬券片手にお酒をグビグビ飲めるという、いかにも浅草らしい時間を味わえる素敵すぎるお店なのです。

 余談ですが、筆者も、海外の友人などが訪れた際などは、この豊富なメニューとお手頃価格で浅草観光の中に絶対に組み込んで案内するという思い入れの強いお店の一つです。

知る人ぞ知る浅草の裏名物とも言うべき『水口』の「いり豚」
知る人ぞ知る浅草の裏名物とも言うべき『水口』の「いり豚」

 さて、そんな『水口』なのですが、この店でしか味わうことができないメニューがあります。それが「いり豚」というもの。炒めた玉ねぎと豚肉をカレー風味のソースで和えたものですが、特にこのお店でお酒を楽しむ人の大半がオーダーするもので、もちろん定食にもう一品加えたい際などにもうってつけの一品です。今回はこの「いり豚」を改めていただきつつ、『水口』の2代目・水口はつねさんにも話を聞いてみました。